ワードローブのヘビロテボトムスといえば、今季はワイドパンツやロングフレアスカート。それぞれに、着ればスタイルアップが叶う相性抜群のアウターがあるって知ってた? Ameri VINTAGEの黒石奈央子さんに、好相性アウターの選び方を聞いた。
大豊作ワイドパンツは“素材”によって好相性アウターが違う
街を歩けばみんな履いてるワイドパンツ。アウターの選び方を知っておけば、スタイルアップで差をつけることができる。
薄く、ゆるやかに揺れる素材のワイドパンツならば、アウターはロング丈を選んでみて。ワイドパンツがロングコートに馴染み、すっきりとしたIラインが実現する。
厚手素材ならば、ショート丈のアウターが相性抜群。足もとのダボッと感とショート丈とのメリハリが、スタイルアップの手助けに。
履きやすさNo.1 ロングフレアスカートは“野暮った見え”に注意
ワイドパンツ同様の着用率を誇るロングフレアスカートは、安易にロングアウターを着てしまいがち。でも…。
フレアスカート×ロングアウターは、野暮ったくなりがちです。それに、せっかくのフレアの揺れ感が、ロングアウターですっぽりと隠されてしまうのはもったいない。
コメント: 黒石奈央子さん
そう、選ぶべきは、ショート丈アウター。歩くたびにふわりと広がるフレアスカートの醍醐味は、ぜひ残しておいて。
最新トレンドのミニスカートは“女の子”にしない
女性らしいミニスカートには、女性らしいアウターは避けるべし。女性らしさを重ねてしまうと、こださく見えしてしまう危険度大。
ならば、キメすぎないことを意識した、ガウンのようなロング丈アウターがおすすめ。ざっくりとした雰囲気のアイテムをチョイスすれば、ミニスカートから伸びる足が、クールな曲線を描くはず。
今季はロングアウターより、実はショートアウター最強説
重めボトムスが基本形の昨今、実はショート丈アウターの方が着まわしが効くって知ってた? ボリューミィな足もと×すっきりとした上半身。この計算式がスタイルを良く見せる鉄板バランス。
また、ショートはショートでもその丈感が重要。
ショートの丈感は、長くても骨盤辺りまでですね。骨盤を越えるショート丈アウターは、寸胴なシルエットになってしまうから、丈感にはくれぐれも気をつけて。
コメント: 黒石奈央子さん
そんな黒石さんイチオシの、着まわし力No.1ショート丈アウターは、ライダースジャケット一択。
どんなボトムスにもぴたっとくる。甘めにも辛めにも、絶妙なバランスを引き出して馴染んでくれる。そしてぽっちゃりさんの体型カバー効果もある。もう、言うことなし。
手持ちのボトムスが、アウター次第でスタイルアップアイテムになるなんて。着こなしだけでコンプレックスを解消して、流行りの一歩先を歩きましょ。
取材協力/Ameri VINTAGE CEO/ディレクター 黒石奈央子
基本的にワイドパンツは、どんなアウターでも合う万能ボトムス。ただ、他の人とスタイルに差をつけたいならば、まずはそのワイドパンツの素材を見てみて。
コメント: 黒石奈央子さん