治ったと思ったらまた出来て…を繰り返す、厄介な「ニキビ」。極力メイクをしない方が肌に良いのはわかっていても、ここぞという場面ではきっちり隠したいもの。今回は、有名女優やモデルからの支持も厚いヘアメイクアップアーティスト・佐々木貞江さんに、ニキビ肌さん向けのメイクのポイントを聞いてみた。
ニキビ肌さん向けメイクアイテムはこの3点
佐々木さんがニキビ肌さんのためにピックアップしたアイテムはこちら。

出典: ライター撮影
(写真上)「10種のうるおい美容エッセンスを配合。軽やかなテクスチャでスキンケアしながら肌悩みをカバー」ザ スキンケア ファンデーション<008>/アディクション
(写真中)「筆ペンタイプのコンシーラー。発売から20年以上たった今もなお、 10秒に1本売れ続けている名品」ラディアント タッチ<2>/イヴ・サンローラン・ボーテ
(写真下)「パール入りで気になる肌悩みを自然にカバー。柔らかいテクスチャーで伸びのよい筆ペンタイプ」RMK スーパーベーシック リクイドコンシーラー N<02>/RMK Division
これだけやらなきゃOK、簡単テク。プロが見抜いたニキビ肌さんの共通点
メイクアップアーティストという仕事柄、日ごろからよく周りを観察しているという佐々木さん。そのなかで、ニキビ肌に悩んでいる人の“ある共通点”を見抜いたのだとか。
プロが教える。ニキビ肌さん向け定番メイクアップ法
佐々木さんいわく、ニキビ肌さんのメイクの一番のポイントは「ファンデーションを顔全体で均一の厚さにしないこと」。定番メイクアップの一連の流れをチェック。
1.まず一度ファンデーションで全体的にうすく仕上げる。

出典: ライター撮影
2.ニキビのあるところだけにもう一度重ね塗り。このときは伸ばさずに、指先でのせるようにするのがコツ。

出典: ライター撮影
3.それでも隠れない部分にはコンシーラーをオン。筆やペンタイプのものがおすすめ。この時も伸ばさず、ポンポンとのせていくイメージで。

出典: ライター撮影
4.仕上げのパウダーは全体ではなく、ニキビをカバーした部分に余分なお粉をとってから少量のせる。

出典: ライター撮影
年末に近づくにこれからの時期は、連日の忘年会や寝不足で特に肌荒れを起こしやすい時期。ポツンとできたニキビほど女子のテンションを下げるものはないけれど、上手なメイク方法さえ知っていれば、ニキビを忘れてアクティブに過ごせそう。日頃からニキビができやすい人もそうでない人も、ぜひ今回のレクチャー内容を頭の片隅に置いておいて。
取材協力/メイクアップアーティスト 佐々木貞江さん
ニキビ肌に悩んでいる人は、ファンデを全体的に同じ厚さにしている印象。特にTゾーンが厚ぼったくなりがち。とにかくニキビのないところはファンデーションを薄くすることを心がけてみて。
コメント: 佐々木貞江さん