都内の広告代理店で営業をしている、ひかり(28)。昼はクライアントとのアポや提案にかけまわり、会社にもどったらチームでミーティング、夜は会食や飲み会。もちろん彼とのデートの時間も欠かせない。朝から晩まで多忙を極め、常に時間に追われているけれど、ある日の朝身支度をしていてふと思った。
ひかり『そういえば最近、全然時計してないな。新卒の頃、初ボーナスでちょっと奮発してイイ時計を買ったけれど、最近時間の確認はめっきりスマホ。
日々のアクセサリーのルーティンも飽きてきたし、アクセサリー感覚で時計を楽しみたいな』
スタイリストの亀恭子さんもちょうど「いま時計をしたい気分」なんだって。プロはどんな風に時計をファッションに取り入れている?
仕事、休日のお出かけには、カジュアルなビッグフェイスを
会社はもちろんのこと、休日のカジュアル服とも合います。私自身買い足すなら、少しクラス感を足せるレザーベルトのビッグフフェイスが欲しいですね。
彼とシェアできるような、シンプルでビッグフェイスな時計はいまっぽい。

出典: FOSSIL提供
THE MINIMALIST (左)レディス ES4299 、(右)メンズ FS5371 ¥16,000(税抜)/FOSSIL
お問い合わせ先 フォッシルジャパン ☎︎03-5992-4611
時計からはじまる“腕コーデ”が楽しい
時計を起点にしてブレスレットや指輪の組み合わせを考える“腕コーディネート”は好き。基本的に時計のフェイスの色に合わせて、アクセサリーの色もチョイスをすれば間違いないです。フェイスの色がシルバーなら、ブレスレットもシルバーを連ねる。
慣れてきたら、シルバーとゴールドのミックスにも挑戦してみて。

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Q NEELY FTW5007¥21,000/FOSSIL Q
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ラグジュアリーシーンには、ジュエリー感覚で
久しぶりにつけた、ROLEX。これはスタイリストになって5年目の記念に購入した、思い出深い宝物。
ターコイズフェイスが希少で、当時20代だった私は“清水の舞台から飛び降りる”がごとく清水買い。ターコイズって、服に合わせにくいかな?と思ったけれど、意外と万能な効かせ役として重宝してます。デニムにTシャツみたいなカジュアルな日でも、これをしているだけでクラスアップ。
もっとゴージャスなダイヤがあしらわれた時計も持っているけれど、それよりもこのターコイズブルーのROLEXのほうが登場頻度が高いんです。
ひかり『私も思い出の、初ボーナスで買った時計またつけよう。今週末の彼との記念日ディナーにつけていこうかな。
当時はアポ日のパンツスーツに気張ってつけていたけれど、今週末はお気に入りのちょっとドレッシーなワンピースと靴と。いまの私なら背伸びせず、時計が似合う大人ファッションを楽しめそう』
取材協力 Stylist/亀恭子