世に溢れるかわいいコートたち、ああ、どれもこれも欲しい! だけどお財布事情的に、多くに手を出せないのが正直なところ。そんなときの強い味方、プチプラコート。ただし、安見えだけは避けたいところ…。
洗練アイテム選びの達人、Ameri VINTAGEの黒石奈央子さんが、安見えor高見えのボーダーラインを教えてくれた。
素材感はココを✔︎ アクリル100%は避けるべし
まず素材表示を見て、アクリル100%だったら手を出さない方がいい。ペラペラな薄手の素材感が見るからに安そう、プチプラコートだとバレバレに。
その点、肉厚な素材感のアイテムは、素材がしっかりとしているように見えるため、プチプラ度が軽減されるんだとか。
カラーはココを✔︎ ビビッドカラーは避けるべし
と、黒石さんも言うように、流行の流れが早いカラーアイテムは、賢いお金の使い方をするが吉。
そのとき気をつけるのは、色味。主張の強いビビッドなアイテムは、安っぽさが強調されてしまうけど、くすんだ色味ならば、落ち着いた印象とトレンド感が、プチプラっぽさを抑えてくれるはず。
付属はココを✔︎ ごてごては避けるべし
もっとも手出し厳禁なのは、付属がごてごてとついているアイテム。
高いブランドアイテムと、安いプチプラの一番の違いは、使っている金具の差。プチプラだと、金具を見るとすぐにバレてしまうから気をつけて。なので、金属の付属品がついていないアイテムを選ぶことを、おすすめします。
コメント: 黒石奈央子さん
特に、プチプラのライダースアイテムは危険。シルバーのファスナーやボタンなど付属品だらけで、「安物を着ています」と主張しているようなもの。ライダースはしっかりとしたアイテムを選びましょ。
防寒の定番・ダウンコートの安見え条件とは?
NGなのは、シルエットはフェミニンで、光沢があり、主張のあるカラー。この3点は覚えておきたい。
普遍的な防寒アウターであるダウンをプチプラで取り入れるならば、デザインも普遍的なものを選んで。シルエットはIラインでストンと落ちているもの、光沢感のない素材で、カラーは主張のないブラウンなどがおすすめ。
私も長年着ているダウンは、意外なほどプチプラでした。やっぱり、デザイン性が主張しすぎないシンプルなダウンは着やすいですね。
コメント: 黒石奈央子さん
安ければいいってモンじゃあない。プチプラが欲しいなら、高見え選球眼を養って、より賢く可愛いアウターを手にいれましょ。
取材協力/Ameri VINTAGE CEO/ディレクター 黒石奈央子
カラーコートは、あえてプチプラでいいんじゃないでしょうか。
コメント: 黒石奈央子さん