街中やInstagramで見かける、ロングコートをさらっと羽織るファッショニスタの姿。チェスター、ノーカラーなどいろんな形が出ているロングコート。ロングって、羽織るだけでキマる無敵のアウター!…と思ってない?
実は、コートの中に着る服によってはスタイルが悪く見えてしまうことも。その原因と解決策を、パーソナルスタイリスト・大日方久美子さんが教えてくれた。
コートを選ばないのは、フルレングスパンツ

出典: ライター撮影
大日方さんいわく、アウターを選ばないボトムスは、床スレスレのフルレングスパンツ。ロング丈アウターで描かれる縦のラインを生かして、フルレングスですらっと伸びた足を見せるのが正解。
フルレングスパンツは、膝上丈のマニッシュコートとも相性良し。コーディネートの振り幅の広いボトムは一本は持っていたい。
気をつけたいのは、スカートの日!

出典: ライター撮影
スカートの日こそ、コートからのぞく裾の長さに要注意! スカートがコートの裾から大幅に出ていると、下半身のシルエットがもたつき、全体的に間延びして悪目立ちしてしまう恐れがあるみたい。

出典: ライター撮影
裾見えの鉄則は「10cm以内」と心得るべし

出典: ライター撮影
「コートから見えるスカート裾の長さは10cm以内」が、バランスアップのポイント。
スカートの広がりがコンパクトに収まることで、ロングコート本来のきれいなシルエットを見せることでき、全方位品良くまとまる。
「10cm以内」はぜひ覚えておきたい、黄金バランスをつくる着こなし術。手持ちアイテムの組み合わせから、早速試してみて!
取材協力 Personal Stylist/大日方久美子
ロングアウターを羽織るときは、スカートの裾見えを約10cm以内にすると、下半身のもたつきがスッキリ解消します。トレンチコートなども同様ですね。
コメント: 大日方久美子さん