「結婚式は一生に一度きりだから、妥協したくない!」とこだわりが暴走した結果、アクセサリーからドレス、ブーケに至るまで、コストをかけすぎて損をしてしまうひとが多い。そんな“花嫁ハイ”を防ぐべく、France Luxe PRの西村カナコさんが自身の実体験にもとづいて、賢いウエディングアイテムの選び方を教えてくれた。
近くに寄られない=コスト削減のチャンス。お金を抑えるべき3アイテムとは?
①披露宴で着る、ドレスやアクセサリー
親しい出席者との席とは少し距離があり、実際に写真撮影をする機会も少ない披露宴。ここで着るドレスは、あえてハイブランドドレスでなく、セミオーダーのオリジナルドレスを選ぶと言う選択も◯。
また、ドレスに合わせるウエディング用の定番小物も、ゴージャスに値段の高いものを用意したとしても、その後の日常で使い回せるシーンがほぼないのが現実。ここはぜひ、コスパを抑えたいところ!
②ブーケや装花
最近のアーティフィシャルフラワー(造花)は、肉眼で見ても生花と見間違えるほどリアルで驚きます。好きな花や植物が季節的に手に入らない時期でもアーティフィシャルフラワーであれば、理想のブーケを作る事も出来るし、コストもグッと抑えられます。
コメント: 西村カナコさん
また、会場を彩る装花も、式場で提携している花屋で手配するのが通例だけれど、好きなフラワーアーティストの方に、事前にテーブルコーディネートを含めてコーディネートしてもらうのもオリジナリティが感じられ、素敵。
さらに、装花を生花だけでデコレーションするのではなく、キャンドルなどムードを演出しやすいアイテムと合わせてコーディネートしてもらうのもおすすめ。
③結婚式当日のヘアメイク
ぶっつけ本番の式場ヘアメイクだとお金がかかる上に、なかなか自分らしいイメージに仕上げてもらえず、後悔したというのはよくある話。
特にメイクにこだわりのあるひとは、いっそ自分でメイクをしたり、いつも行っているヘアサロンの担当ヘアメイクさんにお願いする方がベター。式場でお願いする場合は、事前に納得行くまで複数回のリハーサルをしておくと安心。
二次会ドレスこそ、気合を入れて選ぶべき。“褒められ”ドレスは、●●で探す
披露宴よりも友人との距離感がぐっと近くなる二次会のドレスこそ、気合を入れて選ぶべし! 二次会ドレスは、海外のECサイトで簡単に購入できる、可愛いインポートドレスもおすすめ。
海外ものだとサイズ感が心配だけれど、日本のインポートショップで下調べをしたり、購入後にお直しに出したりすれば安心。特にアメリカのECサイトは、返品対応をしてくれるところも多いので、最悪の場合は返品するという手も。
「ウエディング=真っ白」とは限らない。シューズとアクセは色選びが肝心!
特に色選びで注意したいのは、シューズとヘアアクセの2つ。結婚式で選びがちな「真っ白」は、その後の日常生活で使えるシーンが少ないため、普段使いもできるおしゃれなカラーをチョイスして。
結婚式でも使えて、その後のオケージョンでも愛用できるシューズブランド、Manolo Blahnik(マノロブラニク)やJimmy Choo(ジミーチュウ)は西村さん一押し。中でもシルバー系はあらゆるカラードレスから、パーティ用ドレスにも合わせやすいので、おすすめなんだそう。
お色直しでカラードレスを着たとしても、靴が真っ白だと”履き回し”がバレてしまい、コーデのバランスもちぐはぐに。低コストでもおしゃれな靴はたくさんあるので、意外と見られている足もともドレスとのカラーバランスを意識してほしいですね。
コメント: 西村カナコさん
コストを削れるところは思い切って削り、賢く満足できる結婚式を挙げよう。自分らしい節約のコツは、「日常で使い回せるものを選ぶ」こと。ふとした時に結婚式の思い出が蘇って、幸せな気持ちになれるかも。
取材協力 France Luxe PR/西村カナコ
ウエディングドレスのボリュームにも劣らない、普段使いできるプチプラアクセをForever21などのファストファッションブランドで購入するのもおすすめ! トレンド感もアピールできて、一石二鳥です。
コメント: 西村カナコさん