気温の安定しない9〜10月。「もう秋だから」と油断していると、気温が急に上がってうっすら汗をかいてしまってニオイが気になる…なんてことも。
とくに厚手のジャケットを羽織って出かけた日は、服の下で汗が蒸れて、ジャケットを脱いだときに、まわりのひとが気づくくらいの悪臭が…。
渋谷スキンクリニックの吉田貴子院長に、“気になるワキのニオイ”を防ぐポイントを教えてもらった。
気づけばじっとり…。汗ムレでニオイが生じるワケ
気温の高い日は、気づけば首すじや脇の下がじっとり濡れていることも。そのままにしておくと、服の下で汗がムレて、酸っぱいようなイヤなニオイを発してしまう。そもそも、汗ムレでニオイがキツくなる理由って?
“併用”がカギをにぎる? 皮膚科医が教える「デオドラントケア」
ニオイの原因を減らすためにも、デオドラントアイテムの効果的な使い方を知りたい。ドラッグストアに行けば、スプレータイプやロールオンタイプ、拭き取りタイプなど、さまざまなデオドラント製品がずらり。
学生時代からの馴染みのアイテムではあるものの、出かける前や汗をかいたあとに“なんとなく”使っていることが多いかも。本当のところ、どんなデオドラントケアをするのがいいのかしら…?
汗のニオイをシャットアウトするには、デオドラントの併用がカギ。まずは、“ふき取りシート”で皮膚の表面を清潔に保ちましょう。それから、“制汗剤”を使って汗の分泌を抑えて。実は、汗そのものだけでは臭いはしないものなのです。汗と肌表面の雑菌が反応することで臭いが出てきます。なので、この2つを併用することでより高い効果が期待できます。
コメント: 吉田貴子先生
ワキ汗のにじみやニオイなど、エレベーターや電車内など接近シーンではとくに気を付けたいところ。さらにジャケットを着はじめるこのシーズンは、ニオイがこもりがち…。正しいデオドラントケアをして、この秋も清潔感のある大人女性を目指しましょ。
取材協力/渋谷スキンクリニック 吉田貴子院長
汗そのものだけが臭うのではなく、皮膚表面の雑菌と反応することでよりニオイがキツくなります。皮膚の表面を清潔に保って、ニオイの原因を減らすことが大切です。
コメント: 吉田貴子先生