ピンクやグリーン、オレンジやレッドなどカラーラッシュの今年。そろそろ色物にも飽きてきて、あえてのモノトーンが着たくなる頃。けれど暑い季節のモノトーンって、どうしても重たく、暑苦しく見えてしまう…。
そこで、夏にモノトーンを着ても、重たくならないコツをプロが指南。自身も無類のモノトーン好きという、スタイリストのスド=キョ=コさんに聞いてみた。
コーデの色配分は5:5を意識せよ
まず大切なのが見た目の色の印象。夏のオールブラックは、重たい印象になりすぎてしまうので、黒と他のカラーの比率を、5:5になるように組み立てると上手くいく、と話すスド=さん。
トップスが黒ならボトムスは白、またその逆もあり。黒に合わせるその他のカラーはなるべく明るめに設定すると軽やかな見た目になる。
黒と合わせる相方アイテムは「軽め素材」がマスト
また黒と合わせるその他カラーアイテムの素材感も、かなり重要。なるべく軽やかで涼しげな見た目のものを選ぶことが大切。
リネン(麻)素材は、取り入れるだけで夏っぽさが演出できる。大人のリラックス感も醸し出せるのでおすすめ。
チュール素材はスカートで所持しているひとが多い素材。モノトーン配色で大人っぽさを演出しながら、ガーリーなテイストも楽しめる。
柄小物を取り入れてこなれ感UP
さらにコーデ全体のおしゃれ感をアップさせるなら、小物で柄を入れるテクニックを駆使して。
スタイルを大人っぽく、クラスアップさせるなら断然パイソン。モノトーンベースのパイソンはコーディネートに上手く溶け込み、クールなコーデにしてくれる効果あり。
かわいらしく見せたいときにはギンガムチェックやドットをON。柄が入ることでコーディネートに奥行きが生まれ、のっぺりと重たいコーデになることを防いでくれる。
スド=さんが教えてくれたコツは、手持ちのアイテムでも即・実践可能。ビビッドなカラーが溢れる今年、ひととは一味違う洗練モノトーンスタイルで目立ってみては。
取材協力 stylist/スド=キョ=コ