夏休みの宿題の思い出。夏の間に苦手なことを克服したり、創作物にトライしたり、継続する習慣を学んではちょっぴり成長したもの。またあの頃のように、大人になっても何かインプットしたいと思わない?
夏の間に“大人の教養”を身につけるなら、何をしたらいい? 長年に渡って多くの女優やモデルの美を作ってきたメイクアップアーティストの佐々木貞江さんに聞いてみた。
活躍をする女性こそ、大人になっても学びたいという意欲が強いもの。いま取り組みたい「3つの大人の夏休みの宿題」は?
宿題その① 美の先人たちの本を読む
知識をアップデートするために、自分がお手本とする人や興味がある人の本、ファッション誌を読んでみて。例えば、30代の女性なら憧れている40代の方の本を読んでみるとか。そうすることで自分の固定されたスタンスを更新するきっかけになります。
コメント: 佐々木貞江さん
楽しみながら読める「憧れの女性の美容本や書籍」がおすすめと佐々木さん。ご自身も、新しい美容法や考え方などにハッとさせられることも多いのだそう。
宿題その② メイドインジャパンを見直す
日本の職人が作る上質なものに触れて欲しい。若い世代だからこそ、本物を見る、知る、使うことで感性が磨かれます。浴衣なら、反物から仕立ててみるのも素敵な経験ですね。
コメント: 佐々木貞江さん
佐々木さんいわく「丁寧に作られたものを知ることで、大切に扱う気持ちや所作が宿る」のだそう。浴衣や風鈴など凛とした涼を感じるものも良し。興味があれば、漆や陶芸品などもおすすめです。
宿題その③ 日本のしきたり・礼儀を実践する
お中元や暑中見舞いなど、スマートにこなす女性は品格をあげられます。人とのご縁に感謝し、気持ちを込めた挨拶状を贈りたいですね。和紙のはがきや、筆を使っているとハッとさせられますよ。
コメント: 佐々木貞江さん
「ちょっとした、メモやギフトでも贈る相手の心を想うことが大切」と佐々木さん。夏の風物詩を感じながら、日本古来の習慣を実践する良いタイミングかも。
3つの「大人の夏休みの宿題」は、すべて日常の中で学べることばかり。夏の間に、素敵な人や美しい物に触れて感性を磨いてみて!
取材協力/ヘアメイクアップアーティスト 佐々木貞江さん
洗練された大人の女性ほど、先人の知恵を借りたり、本物に触れています。そうすれば自然と、情報をアップデートできたり美しい所作や作法も身につきますよ。
コメント: 佐々木貞江さん