夏の太陽がさすように暑いころ。気になるのは、やっぱり紫外線。普段は日焼け止めや日傘などで対策しているけれど、今日に限って日焼け止め塗り忘れた…! なんてこともあるはず。
朝食に野菜を摂ること、通称「朝ベジ」をおすすめしている、ベジ活アドバイザーの生井理恵さん。生井さんいわく、うっかり日焼けの翌朝は、トマト料理を選んでほしいとのこと。そこで、トマトたっぷりの「美ネストローネ」レシピを教えてもらった。
夏に、トマトを食べたほうが良い理由って?
トマトは美肌に良い食材として有名だけれど、どんな栄養素を含んでいるのかご存知?
抗酸化作用が高く紫外線による肌ダメージを、内側から守るのに役立つ「ビタミンA・C・E」や、メラニン色素の生成を抑制する働きの他、肌のハリをキープするコラーゲンを助け、若返り効果が期待されている「リコピン」、ストレスを和らげる効果があると注目を浴びている「ギャバ」などを含んでいるのだとか。
さらに、生井さんいわく、昼・夜にくらべて、朝にトマトを食べることで「リコピン」の吸収率アップにつながるとのこと。
紫外線や夏バテが気になるシーズン、朝食にトマトを積極的に摂っていきたい!
アレンジ自由自在。簡単につくれちゃう「美ネストローネ」レシピ
トマト料理のなかでも、絶大な人気を誇る「ミネストローネ」。基本の材料に、好きな野菜を切って入れるだけ、簡単なのに、美肌効果も期待できちゃう、生井さん直伝の「美ネストローネ」レシピをご紹介。
材料(4人分)
・ジャガイモ 2個
・タマネギ 2分の1個
・ニンジン 2分の1本
・セロリ 3分の1本
・トマト 1個
・キャベツ 8分の1
・エノキ 4分の1袋
・角切りベーコン 100g
・水 2カップ
・トマト水煮缶 1缶
・砂糖 大さじ2
・顆粒コンソメ 小さじ4
・イタリアンパセリ 適宜
・塩、コショウ 適宜
つくり方
①野菜とベーコンは全て5mm角切りに、オリーブオイルを敷いた鍋で軽く炒める。
②水、トマト水煮缶、砂糖、顆粒コンソメを入れて20分ほど煮込み、塩・コショウで味をつけたら完成。
野菜をたくさん入れるので食べごたえがあってこれだけでもお腹いっぱいになるんです。水に溶けだしてしまった野菜の栄養をスープごといただけるので、栄養面もばっちり! 野菜を切って煮込むだけなので、とっても簡単ですよ。
紫外線ダメージは放っておくと、数年後とり返しのつかないことに。そうなる前に、日焼け止めや日傘対策にプラス、毎日の食事で体の内側からアプローチしてみてはいかが? 簡単「美ネストローネ」が、この夏の定番レシピとして大活躍の予感…!
取材協力/ベジ活アドバイザー 生井理恵さん