私たちが幼い頃に流行った、裾広がりのブーツカットシルエット。厚底サンダルなどを合わせた美脚見せコーデが、当時大人気。
70年代頃から続いたブーツカットのブームが終わると、サルエルやスキニー、ワイドなどのシルエットが流行。でもそのサイクルが巡ったいま、再びブーツカットシルエットの“フレアパンツ”ラッシュみたい。DIESELプレスの田中久子さんも最近注目しているんだって。
命運をにぎるのは“丈”
ただし、いまっぽく着るには丈感の見極めがマスト。DIESELからも今季登場したフレアパンツに共通するのは、“アンクル丈”であること。
かつて流行ったフルレングスよりも足首を細見せできる上に、スキニーやワイドでアンクル丈になじみがあるから、普段のコーデにもさらりと取り入れられそう。
シンプルコーデが即・上級者モードに

出典: 田中久子さんご提供
DIESELのロゴTとデニムでスタイリング。シンプルなTシャツコーデもフレアパンツを選べば、上級者っぽく仕上がります。
差し色に使ったパステルピンクのサングラスとパンプスで、遊びをプラス。どちらもZARAで購入しました。
コメント: 田中久子さん
田中さん自らアンクル丈にカットしたというデニムは、昔買ったアイテムなんだとか。クローゼットに眠るフルレングスも、丈をカットオフすれば、明日からさっそく履けるのね。
NIKEのエアリフトを合わせてストリートMIX

出典: 田中久子さんご提供
展示会でも人気だったVHENUのデニムに、コンパクトなTシャツを合わせて。フレアパンツとTシャツの裾結びが女らしいので、NIKEのハイテクスニーカーを投入して、カジュアルダウン。シルエットにメリハリを付けるのもポイントです。
コメント: 田中久子さん
レディにもカジュアルにも染まらないフレアパンツ。いつものコーデにさりげなく美シルエットを生み出す万能アイテムは、アンクル丈を選ぶだけで70年代風一辺倒にならず、デイリーユースできる。
買い直すのもいいし、昔履いていたものをカットオフするのもきっと楽しい。さっそくあなたも試してみない?
取材協力 DIESELプレス/田中久子
脚のラインにメリハリが生まれて、スタイルアップ効果は抜群。さらにコンサバにもカジュアルにも使えるから、フレアパンツはかなり優秀ですよ。
コメント: 田中久子さん