20代前半までは、ある程度、姿勢が悪かったり歩き方が変でも、そんなに気にしなかった。だけれど、アラサーともなるとどう? 猫背だと“おばさんぽさ”を感じる、というひともいるはず。
これまで1万人以上の女性のボディメイクを行ってきた、インナービューティーインストラクターの松葉子さんによると、実際に、姿勢が悪いことによって、“おばさんボディ化”している女性が増えているのだとか…。
姿勢が悪いと「おばさんボディ」へ一直線…!?
姿勢が悪いと、見た目が美しくないのはもちろん、カラダを老けさせてしまうことも。
まず、下腹やヒップの下側に脂肪がつきやすくなる…。さらに、筋肉が凝り固まり内臓が下垂して子宮の血液循環が悪化。その結果、子宮にまつわる病気につながる可能性も…。デスクワークなど長時間同じ姿勢が多いひとは、とくに注意したい!
いきなり、ハイレベルな美姿勢トレーニングは続かない…
姿勢をよくしようとすると背中を意識してしまいがち。筋肉量が少ないひとが、まっすぐな背中をキープするのは、かなり大変。簡単な美姿勢をキープしていくことが大切。
まずは、骨盤を立たせてあげること。これを意識するだけでOKです。
コメント: 松葉子さん
いつでも・どこでも・簡単に、「骨盤を立たせる」コツを伝授
オフィスで仕事するときや食事などで、椅子に座るときに、骨盤の左右の座骨に均等に力がかかるようにし、均等なまま、坐骨の少し前のほうに座ること。そうすることで、骨盤の三角がしっかりと立つように。座りづらい場合は、お尻にクッションやタオルを挟むと骨盤が立つのだそう。
そして、お腹をへこませて、おへそを、斜めうしろ上に押し込む。ずっとお腹をへこませることは難しいけれど、気づいたときにやるだけでもOKなのだとか。思い出したときに、姿勢を整える、というのを続けていると自然と意識できるように!
まずは“骨盤を立たせること”、そして“お腹をへこませること”で、姿勢もよくなり、インナーマッスルも鍛えられる。この2つを意識してやり続けるだけで、美姿勢へとつながります。
コメント: 松葉子さん
「おばさん」という言葉にデリケートなお年頃…。姿勢を少し変えてみるだけで、健康につながるだけでなく、周囲からの印象もアップ。まずは「骨盤を立たせること」を、気づいたときに意識してみて! もう、“おばさんボディ”とは言わせない。
取材協力/インナービューティインストラクター 松葉子さん
初心者が、背中を意識するのは、モデルさんをイメージしているから。モデルさんは洋服を美しく見せるために背中や胸を意識しているけど、いきなりそのレベルを目指すのは、難しい。簡単なものを毎日続けられるようになったら、レベルアップしていくのがベストです。
コメント: 松葉子さん