さらっと肌ざわりのいいリネンシャツは、今の季節のヘビロテアイテム。でも街でよく見かけるリネンシャツはなんだか、シワ加工というよりしわくちゃな気がする。夏の定番“リネンシャツ”のお手入れ方法、心得てる?
そのお手入れ術にファンの多いファッションアドバイザーの日比理子さんに、正しいリネンシャツのお手入れ法を教えてもらった。
リネンシャツ、普通に洗って干すだけではしわくちゃに
日比さんがシワ対策として実践する「あること」とは?
洗濯機で脱水をしない「濡れ干し」
洗濯機でのすすぎがひととおり終わったら、軽く手で水を切ったあと、水が滴る状態で干す「濡れ干し」が日比さん流。そうすると水の重みによってシワが伸びるのだそう。
それでもまだシワが気になる場合は、その状態でアイロンをかけることで、くたっと感はずいぶんとやわらぐ。
オンでも活躍するリネンシャツは、襟もとや裾をアイロンでのばすだけできれいな印象に。半乾きのうちならシワがとれやすく、もしも完全に乾いたら霧吹きをして湿らせてから、アイロンをかけるとシワに効くのだとか。
しわくちゃシャツは、アラサー世代の私たちにはそろそろNG。リネンシャツを品よく着こなすために、これからは服のお手入れも欠かさず行なっていきたいものね。
取材協力 Fashion adviser/日比理子
リネンのアイテム紹介で“シワの風合いがサマになる”など書かれていることもありますが、そのまま洗っただけの“しわくちゃ感”が許されるのは、20代前半までではないでしょうか。
シワが入っているとみすぼらしい印象になりがちなので、大人はシワ対策をした方がいいと思います。
コメント: 日比理子さん