太りたくない、美肌になりたい…そんな望みを叶える一番の近道は、食生活の見直し。でも、実際どんなことをすればいいのかわからない人も多いはず。
普段、食事は「基本1.5食」という人気美容家の石井美保さん。すらっと細くしなやかな体の持ち主だが、「今までいろんなダイエットをしてきましたが、この食事法が一番無理なくベストな体重をキープ出来ている」と断言している。
でも、これだけ聞くと、「ストイックすぎて、真似できなさそう」と感じてしまいがち。でも、きちんとポイントを守るだけで、意外にもトライしやすいんだそう。
「1.5食」食事法とは?
お昼に0.5食、夜に1食、1日トータル1.5食。その食事の中で、肌に必要なビタミンやミネラル、タンパク質はしっかりと摂るのが必須。食べる量を押さえ、消化にかかる膨大なエネルギーを細胞の生成にまわすというもの。
石井さんは、約10年ほどこの食生活をしているが、肌や体調も良く、ベストな体重をキープ出来ているそう。そこで、「1.5食」食事法のポイントを教えてもらった。
1.5食」食事法のポイント
①「自分に必要な栄養の量を知ること」
1日に朝・昼・晩と、3食がっつりと食べてる人は、自分の運動量を鑑みながら、少しずつ段階的に食べる回数を減らしてみる。そうすると、体重が増減しないほどの、自分に最低限必要な食事量がだんだんと分かってくる。
石井さんの場合は「1.5食」。運動量に対して足りない人は2〜2.5食になっても構わないとのこと。自分にあった量を知った上で食べることが大事。
②「限られた食事のなかで、口にするものを厳選すること」
1.5食のうちに食べる食事は、満足度の高いものを食べることが重要。肌も髪も自分の体は、口にしたもので作られている。「これを食べたら美に近づけるかな」と思えるものを食べるのがベスト。
石井さんは基本的に夜にタンパク質と野菜を摂るようにして、しっかりと体に必要な栄養を補っているのだとか。
③「絶対に1.5食しか食べない!」とストイックになりすぎない
女子会やせっかくのディナーで「ダイエットしてるから…」といって食べないのはNG! まわりの人にも気を遣わせてしまうし、なにより人生を楽しめていない。とっておきの美味しい料理を楽しく食べるためにも、普段からカロリーをセーブしておくのが石井流。
「1.5食」メソッドは、ただ食事の量を減らすのではなく自分の適正量を見極めて、体にいいものを口にすることが大切。そうすることで、体重の増減がなくなり、体も軽くなる。夏前の今こそはじめてみよう!
取材協力/石井美保さん