「大人の女性にこそ、ピンクのリップが必要」と語るのは、数々の名だたる雑誌やTVCMのメイクを手がけるメイクアップアーティストの佐々木貞江さん。確かに、愛らしくて柔らかで、優しい印象を与える力を持つ「ピンク」は、いくつになっても大切にしていきたい色のひとつ。
でも、10代や20代前半でつけていた「THE・女子」なピンクは、だんだんとなじまなくなってくるのがby.S世代。付き合っていくピンクの種類を間違えると、ちょっと残念な女になってしまいそう。そんな難しさを持つ「大人のピンク」について、佐々木さんがアドバイス!

出典: 編集部撮影
色選びのポイント
27歳からのピンクの選び方は、「なじませ」がキーワード。唇だけ浮いて見えるようなパッキリした色ではなく、肌に溶け込むようなピンクを選んで。
また、ファッションとの相性も加味した色選びも大切。その日のファッションになじんでいるかどうかが印象を大きく左右します。
大人の色を選ぶなら、唇に溶け込むピンク、もしくは唇を華やかに見せるピンクが良いですね。また、ファッションとのトータルコーデに合わせるのもポイントです。できれば、2本ぐらいを使い分けて“今日のリップ”を選ぶようにできたら良いと思います。カジュアルからドレスアップまで、メイクとファッションが上手にリンクしたスタイルを意識しましょう。
コメント: 佐々木貞江さん
塗り方のポイント
塗り方は、あえてアウトラインをしっかり引かずに、あえてラフに仕上げるのがおすすめ。
塗り方は、そのままスティックでつけて。指でなじませてあげると簡単にぼかせます。また綿棒でアウトラインをぼかしたり。濃くつけたいときは そのまま付けても素敵です!
コメント: 佐々木貞江さん
佐々木さんおすすめのピンクリップはこの2つ
シャネル ルージュ アリュール162

出典: 編集部撮影
シックな女の、スモーキーピンク。知的な口元を引き出す色味。塗り方ひとつで、ローズ・ベージュ・ピンクのニュアンスを持つくすみ系の色味が魅力的。可愛らしすぎない、それでいて奥ゆかしい印象に。
イヴ・サンローラン・ボーテ ルージュ ピュール クチュール ヴェルニ ヴィニルクリーム412

出典: 編集部撮影
唇の内側から色めく、ほんのりピンク。ヴェルニの輝きを放つリキッドルージュは、肌に溶け込むフレンチローズカラー。ひと塗りで、柔らかな透明感が香る仕上がりに。
全12色
¥4,100(税抜)
いくつになっても心ときめくピンクという色。年齢に合ったピンクを味方につけて、品のある女性らしさを演出して。
お問い合わせ先
イヴ・サンローラン・ボーテ
☎03-6911-8563
www.yslb.jp
取材協力/メイクアップアーティスト 佐々木貞江さん
大人の女性こそ、もっとピンクを使って欲しいですね。
コメント: 佐々木貞江さん