8頭身以上あるのでは…! スタイル美人、パーソナルスタイリスト・大日方久美子さんのパンツ姿は麗しい。
「大日方さんみたいに、かっこよくパンツを履きこなす秘訣を教えてください」
そう尋ねると「サイズがぴったりと合っていること。普段ちゃんと試着してる?」と、返ってきた。
なんだかはっとさせられた。インターネット上で1クリックで欲しいものが手に入るこの時代、ショップでの買い物頻度は減り、試着は「面倒なもの」になっていた。
そんないまだからこそ、サイジングの大切さと、プロに聞く試着の掟をご紹介。
試着の掟① 固定概念にとらわれず、別のサイズを着てみる
まずは、サイズの固定概念にとらわれないこと。試着をするとき「いつもSサイズだから、今回もSだな」と、いつものサイズだけを着るのではなく、あえて1サイズ大きめ、もしくは小さめを着てみて。
素材やデザインによって、体型に合う・合わないは変わってくる。着比べることで、自分の体のどのパーツがSサイズにぴったりで、どのパーツがMサイズではないのかを知ることができ、より体型に合ったものを選ぶことができる。
試着の掟② ウエスト・総丈・裾幅をお直しする
着てみてわかったズレの微調整。自分の体に合わせたお直しを。ポイントは、ウエスト・総丈・裾幅。
たとえば、ウエストがぴったりでも総丈が長かったら、裾上げを。伸ばすことだってできる。
お直しをしてくれるお店は、意外と日用品スーパーの一角など、身近にあるもの。このひと手間が、美シルエットの鍵を握る。
試着の掟③ 「同じように着こなすには?」販売員のアドバイスを聞く
最後は、雑誌やInstagramで「素敵!」と思ったコーディネートを販売員に見せて「このひとと同じようなバランスで着こなすには?」と、着こなしのポイントを聞いてみて。
パンツの場合、同じサイズでも身長や足の長さ、腰まわりの大きさなど、着るひとによってスタイル良く見えるバランスは異なるため、このポイントを徹底して聞くことが大切。
トレンドだから買う、ではなく、そのアイテムを身につけることで「自分がどうなるのか、自分をどう見せたいのか、が大切」と話す大日方さん。
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取材協力 Personal Stylist/大日方久美子