自然体でいておしゃれムードが漂うヘアスタイル、“こなれヘア”。そうは言っても、この無造作感がいちばん難しいの! 下手したら、疲れた感じになっちゃう…。
そんなお悩みを抱える女性が溢れる一方、ハイセンスな自然体ファッションが美しすぎるLIFE'sディレクター・吉田怜香さんのヘアスタイル、完成度が高すぎると評判。
誰も教えてくれなかった、ショートやミディアム丈でもできる“吉田さん流・こなれヘアアレンジレシピ”を公開。
こなれヘアアレンジの作りかた
吉田さん流・こなれ感のテーマは、“ほんとは計算しているけれど、頑張ってない風に見せる”。その手順は、覚えてしまえばとても簡単。
1. 下準備。まず、時間があればコテで髪の毛をランダムに巻き、ウェッティに仕上がるヘアワックスを毛先メインで髪全体になじませる。でも、時間がなければこの手順は省いてもOK。ヘアワックスの愛用品は「ザ・プロダクト」。
2. 手ぐしでざっくりと髪の毛をまとめ、ゴムで結ぶ。この時もみあげとうなじから数本の後れ毛を残しながらまとめるのがポイント。サイドは、耳に少しかぶるくらいゆるめに結ぶのがちょうどよい。
3. ハチに筋を作る。きっちりと結ぶとこなれ感はゼロに。そうならないために、数ヶ所を指でつまんで筋を作る。手ぐしの時にできた地肌の筋をあえて残すようにする。
4. スタイリング剤をつける。仕上げに少しだけ残しておいた後れ毛にヘアオイルかヘアワックスをつけると、束感が出てこなれ感を演出できる。吉田さんいわく、この工程がマスト!
ファッションとのバランスが重要
こなれヘアアレンジはファッションとの相性も抜群。カジュアルコーデはもちろん、かっちりとした上品なコーディネートの時こそ、こなれ感ときちんと感が共存するおしゃれムードの黄金バランスに。
そして、吉田さんがこなれヘアアレンジを好む理由は、意外にも利便性。
さじ加減の難しいこなれヘアアレンジだけれど、ちょっとしたコツさえ心得れば、簡単に“おしゃれ側”にいけそう。今日覚えた、こなれ感を作る計算式はこんな感じ?
(地肌の筋 + もみあげとうなじの後れ毛 + 耳乗せ) × ワックス = こなれヘアアレンジ
この春、誰もが見惚れる“こなれヘアアレンジ”をマスターしたい。
取材協力 LIFE's director/吉田怜香
髪の毛を下ろしているときのほうが、きちんとセットしないといけなくて、時間がかかる。
でもこなれヘアは、きちんと巻かなくていいし、“適当”がなによりのスパイス。つまり、めんどうくさがりな女性にぴったりなんです。
コメント: 吉田怜香さん取材