
貴女が理想とする人生はどんなものですか?
本連載では、キャリアや結婚の選択を迫られる、悩み多きby.S世代が"将来なりたい理想像"として描く、自己実現も素敵な結婚も手に入れた、まさに"S class"なひとをご紹介。
第4回目は、フリーランスのアクセサリー&ファッション小物デザイナーのRubak聖代(さよ)さんが登場。
プライベートでは外資系証券会社に勤めるフランス人の旦那様と愛犬、そしてもうすぐ生まれる赤ちゃんと充実した日々を送っています。そんなRubakさんの仕事とプライベートに迫りました。

出典: ご本人撮影
ーセンスだけでは通らない。商才に長けたビジネスウーマンとしての姿
京都の美大を卒業後、大手下着メーカーに就職したRubakさん。その後、大手アパレル会社に転職をし、そこでレディスファッションデザイナーの実力を培いました。
その経験を生かし、自身のレディスファッションブランドを設立。現在はフリーランスのアクセサリー&ファッション小物デザイナーとして活躍しています。

出典: ご本人撮影
※現在立ち上げ中のインターネットショップにて、販売予定のベビー用ヘッドバンド
一見クリエイティブで華やかな世界だけど、実際はセンスだけではまかり通らない過酷な世界だと話します。
Rubakさん:「デザイナーというと、自分の好きなことを仕事にしていて自由なイメージをお持ちの人も多いと思います。ですが、デザイナーはアートではなくビジネス。
企画するときは売上やターゲット層、原価率、消化率などを念頭に置きます。単にデザイン性が高いだけでなく、ビジネスとして成り立つかどうかを考えながら仕事しなければなりません。
たとえデザインが良くても売れないことも……。一筋縄ではいきませんが、結果と検証、そこから改善点を考えていく過程が面白く、やりがいのある仕事だと思っています」
ー結婚後も愛情表現を欠かさない。旦那様との運命の出会い。
多忙な仕事をこなしつつも、私生活ではフランス人の旦那様と愛を育むRubakさん。一体どんな出会いだったのでしょうか?

出典: ご本人撮影
Rubyさん:「主人と出会ったのは、6年前のこと。共通の友達を介して知り合いました。付き合い始めたのは4年前、ハロウィンのパーティーにて久々に再会した時からです。そこから2年の付き合いを経て結婚しました」
さらに結婚後も旦那様は日々、愛情表現を欠かさないそうです。
Rubakさん:「フランス人は女性に対してとても優しいので、休日には朝ごはんを作ってくれたり、クレープやガレットを焼いてくれたりします。
また普段から小さなブーケなどのさりげないプレゼントも欠かさず、結婚記念日やバレンタインは、私が喜びそうなものを考えてサプライズプレゼントしてくれます」
ー美的センスを生かしたライフスタイリング
私生活の至るところに美的センスを落とし込んでいるRubakさん。お料理もインテリアコーディネートも、雑誌に出てきそうなほどハイセンスです。

出典: ご本人撮影
Rubakさん:「私の大好きな趣味の一つに料理があります。今までに日本食やフレンチ、中華などを本格的な料理教室で学んできました。料理を作るときは味はもとより、美容や健康に良いもの、そして何より視覚で楽しめる料理を目指しています」

出典: ご本人撮影
Rubakさん:「ベッドルームのヘッドボード、ナイトテーブルはDIYしました。ホワイト×グレーのコーディネートは私も主人も好きな組み合わせなんです」
ー休日は"いつも二人一緒"がフランス流。
そんなRubakさん夫妻の休日の過ごし方を聞きました。
Rubakさん:「休日はほとんど二人で過ごします。どちらかの友人の行事があっても、二人で参加するのがフランス人流というのもありますが、私たちはお互いになんでもシェアしたいと思っているので、別行動することはほぼありません」

出典: ご本人撮影
Rubakさん:「お気に入りのレストランは、パリ最古の高級デパートle bon marche のなかにあるレストラン。とても人気で1時間ほど待つこともありますが、行く価値はあります」

出典: ご本人撮影
Rubakさん:「休日はお互いの友人を呼んで、大人数でホームパーティーをすることが好きです。料理はすべて私の手作りで、デザートも含めて大体15品くらい作ります。
ネームカードやグラスホルダーも手作りして、パーティーをコーディネートするのを楽しんでいます」
ーフランス人は妻に母性を求めない。日本とは違う、夫にとって魅力的な妻とは
フランス人男性にとって、どんな女性が魅力的に映るのでしょうか。
Rubakさん:「フランス人はたとえ子どもがいても愛がなければすぐに離婚を考えます。それはフランスが結婚に対して日本よりも自由で形式にこだわらないから。
日本では『面倒見が良く従順で、母性の強い優しい女性』が男性から愛されるという認識かもしれませんが、フランス人男性は女性に母性を求めていません。自分の意見を持っていてセクシーな女性であることが愛されるポイントなのです」

出典: ご本人撮影
Rubakさんが、普段から意識していることを教えてくれました。
Rubakさん:「例えば、食事に行くときには夫が好きそうなファッションでおしゃれします。特に記念日などには、新しい服でイメージチェンジを図りサプライズを狙います。
自宅でもラフでゆったりしたラインの部屋着は着ない、出来るだけメイクする、おしゃれでセクシーな下着を着るようにしています。特にフランス人はランジェリーが大好きなので気合いを入れています」
Rubakさんのキャリアに邁進する自立心旺盛な姿だけでなく、女性らしくいるために惜しみない努力をする姿に、旦那様も恋をし続けられているのかもしれませんね。
今後もこの連載では、まさにby.S世代が夢に見る、理想の姿を体現している"S classなひと"に焦点を当てていきたいと思います。
次はどんなレディに会えるでしょうか? 次回もお楽しみに。

Sayo_R (@sayo_rk) • Instagram photos and videos
https://www.instagram.com
Freelance Jewelry&Accessories designer in Tokyo Japan. I create everyt
今回の記事に掲載されている写真は、Rubakさんのinstagramから。素敵なお料理やライフスタイルのアイディアを提案する活動をされているので、ぜひチェックしてみてくださいね。