【#1】エリート男子にさらに求めるものとは。29歳コンサル勤務OLの理想は欲張り?

貴女は、結婚する男性に何を求めますか?

高い年収、愛情、ルックスの良さ、趣味や相性、家柄、etc...。
綺麗ごとが正解なわけじゃない、十人十色の結婚観。

28歳、結婚に憧れる独身OLの私のもとに、さまざまなバックグラウンドを持った結婚適齢期の女たちが集まってきました。さあ、今日も彼女たちに、本音の結婚3箇条を語って頂きましょう。

女の結婚3箇条 #1
ーエリート男子にさらに求めるもの。29歳キャリアOLの理想は欲張りか?

今回、私のもとにやってきたのは、丸の内の大手コンサル企業で働く29歳の美登里。
いわゆるバリキャリOLです。現在、同じ社内で働くシステムエンジニアの同期と交際中。付き合ってからもうすぐ2年とのこと。

学生時代、法学部で熱心に勉強していた彼女は、選ぶ男性もエリート志向。過去に付き合っていた男性は、東大卒の大手銀行員弁護士国家公務員などのハイスペックなエリート男子

そんな彼女に、男性に求める"結婚3箇条"を語って頂きます。






第一条、結婚式に、こだわらない男であるべし

まず彼女が告げたのは、結婚式にこだわらない、という一般的の女性の発想とは真逆の条件でした。

「結婚式を挙げることの意義がわからないんです。よく女友達が、リゾート婚に憧れるとか、ガーデンウェディングがしたい、とか話してるんですけど、どうしてそんなに結婚式にこだわるのか、あまり理解できないんです。」

いつかハワイで結婚式を挙げて、二次会は代官山か表参道のゲストハウスでガーデンパーティーをしたい、なんて妄想してる独身OLの私は、ミーハー女をばかにしてるのかと心の中でちょっとした悪態をつきつつ、彼女の話に耳を傾けました。

「あの儀式感というか、、、そもそも、式を開くことの必要性が理解できないんです。だから、結婚式に対してドライな自分を理解してくれる相手が望ましいですね。ウェディングドレスは着たいから、写真撮影はぜひしたいですけど。」

結婚式というセレモニーに、本質的な意味を見出せないという美登里は、かなりの合理主義のようです。コンサル企業で働く彼女は、頭のキレる優秀な女性。男性の多い職場で活躍する彼女の姿を想像すると、元より少し男性よりの思考なのかもしれません。

第二条、安定よりも挑戦。自分を脅かすほどの野心家であるべし。

二つ目の条件は、男性を恋愛対象として見るときの大前提でもあると話す美登里。

「社会人になってから、男性には安定よりも挑戦する姿勢を求めるようになりました。変な言い方ですけど、私を脅かして奮い立たせるほどの、野心というか、夢とかこだわりを持っていて欲しいって思いますね。」

"脅かす"という言葉の凄みに驚きましたが、彼女は黒く美しいまん丸な瞳をまっすぐ私に向けて語り続けました。

「自分の夢というか、そこまで立派である必要もないんですけど、やりたいことに向かって行動してる男性って人として尊敬できるじゃないですか。そんな人が近くにいると、自分も負けじと頑張ろうって思えるんですよね。切磋琢磨じゃないけど、ある程度の刺激を与えてくれる相手が、パートナーであってほしいと思います。結婚相手だけじゃなく恋愛対象の男性にも。それが大前提ですね。

 極端かもしれませんが、お金は稼いでくれなくてもいいです。私が稼ぐので。自分の人生なんで、そこは自分に賭けてますから。」

…これが、バリキャリ女子か、と圧倒されました。かなり自分に自信を持っている様子が伝わってきます。

ちなみに、今の彼に関しては、この条件はパーフェクトでクリアしてるそうです。お金を稼がなくてもいい、とは言っても、今の彼氏に稼げる能力があるからそう言えるのだと思いますが、私も働く女として、この気持ちは少し理解できるところがありました。

第三条、子供と明るい家庭を築けるパートナーであるべし

今までの2つの条件とは変わって、3つめの条件は家族に関するものでした。その理由は、彼女の育った家庭環境に起因しているようです。

「私、3人兄妹なんですけど、家族がとにかく仲がいいんですよ。LINEとか毎日のようにしてますし。だから、子供たちと仲が良くて明るい家庭を築きたいですね。結婚するってことは、私にとって、"家庭"を築くためのステップなんです。だから、子供を作らないなら、今の彼とは、結婚せずにこのままの関係でいいかなって思います。」

「今の彼は、他の条件は満たしてくれてるんですけど、ここが不足してます。なので、結婚するつもりはあまりないですね。私たち2人で、"子供"を育てていく姿がイメージができないんです。彼、すごく自分に対してストイックで、自分のことには夢中になれるけど、他人のことには無関心そうなので、子供に対してもそうなんじゃないかと思ってしまって。」

完璧なエリート女は、完璧なエリート男と順調に人生の駒を進めているのかと思いきや、美登里はどうも今の彼の様子から結婚をイメージできないようでした。理想と現実のギャップを目の前にして不安がる様子もなく、平然と今の彼とは結婚するつもりはないと言い切れる強さもまた、合理主義のバリキャリOLらしい意見です。

ーエリートなだけじゃ満足できない。野心も家族愛も求めることは欲張りなのか?

お金やルックスなどの外的な要素は全く気にしていない様子でしたが、男性の内面に対して求めるレベルがかなり高い美登里。自分を脅かすほどの野心を持っている男性、という条件を聞く限り、ちょっと仕事ができる程度の男性ではきっと彼女の眼鏡に叶うことはないでしょう。

野心家のエリートと家族に愛を注げる人。両立できる男性は、周りを見渡してもなかなか見つからない気がしていますが、女性にとってはやはり、"家族"に対する姿勢というのは妥協できないポイントなのかもしれません。

十人十色の結婚観。次は、どんな女がやってくるのでしょうか。

text : by.S編集部

Edited by by.S 編集部

女性の美しさを後押しする"ファッション・美容"情報をお届け。

Recommend