
若さを保つために頑張るよりも年齢を重ねることで得られる美しさを追求していきたい。そんな、大人女性としての新しい考え方を教えてくれる映画『アデライン、100年目の恋』。
ママとなったブレイク・ライヴリーの復帰作であり、エレガントファッションの髄を極めた本作から、今私たちが学ぶべき”愛されるために必要な10のこと”をご紹介します。
年齢の意識が180度変わる映画『アデライン、100年目の恋』
物語の鍵となるのは“永遠の若さ”。女性が”若さ”を求めるのはもはや当たり前のことのようですが、ずっと若い姿のままでいられたら、本当に幸せになれるのでしょうか。

ある奇跡的な出来事がきっかけで年を取らなくなってしまった主人公アデライン・ボウマン。100歳を超えているのに29歳にしか見えない彼女は、怪しまれないように10年ごとに名前も住所も外見も変え、人生をリセットしてきました。そのため親しい友人も作れない彼女の心の支えは愛犬と年老いた一人娘のフレミングだけ。

そんな彼女の前に情熱的でインテリジェントな人道支援家の青年エリスが現れ、二人は恋に落ちます。少しずつ心を開いていくアデラインですが、ある日エリスの実家に招かれたアデラインの目の前に意外な人物が現れ…

主人公アデラインを演じるのは、あの大ヒットTVシリーズ『ゴシップガール』から3年、本作で、ママとなって初めての映画復帰を果たしたブレイク・ライヴリー。今大注目のオランダ人俳優ミキール・ハースマン演じるエリスと、かの名優ハリソン・フォード演じる父ウィリアムの2世代に渡って愛される、美しく洗練された女性を演じます。

注目は、ファッションアイコン ブレイク・ライヴリーが華麗に着こなす、GUCCIの協力を得て実現した時代ごとのリュクスでエレガントな衣装と、その若々しい姿からにじみ出る“成熟した女性”ならではの、内面の豊かさや聡明さ。

主人公アデラインが、100歳を超えてもなお、むしろ年を重ねているからこそ輝き、いつの時代も愛する人の心を惹きつけてやまない10の美しさ。今の私たちにとっても参考になること間違いありません。
“年齢を重ねるからこそ美しい”愛されるために必要な10のこと
1.優雅に、美しく歩くこと

アデラインが青春時代を過ごした1920年代は、女性たちが、ウェストを締め付けるコルセットからようやく解放されはじめた頃。その時代を引きずるアデラインは、普段からまるで貴婦人のような優雅な歩き方をして周囲の目を惹きつけます。姿勢よく美しい歩き方は、それだけでも美人度が増すものです。
2.作法をわきまえていること

パーティでのワンシーン。アデラインはピアノ奏者の演奏が終わると真っ先に拍手を送ります。作中では「古風」と言われますが、お芝居や演奏会などで感動や感謝の意味をこめて演者・奏者に拍手を送るのはある種お作法のようなもの。おしゃべりに夢中な人々の中にいてもきちんと作法をわきまえている女性は、凛として美しくみえます。
3.いつも冷静で細かいところに気がつくこと

100歳を超え、様々な経験を積んできたアデラインはどんなときでも冷静で落ち着いています。冷静だから、他の人が気づかない小さな特徴に気づいたり、嘘を見破ることも得意。自分でも気づかない癖や小さな嘘を指摘してくる相手は、どうしても気になってしまいますね。
4.勤勉でインテリジェンスであること

資料館で働くアデラインはとても勤勉です。気になることを自分で調べ知識を増やしてきたアデラインは、4か国語と点字を操り、スポーツや歴史などの雑学クイズでも負けることのない聡明な女性に。長く生きた分だけ身に付いた知識は、若いときのそれとは比べ物になりません。賢く洗練された女性はいつの時代も憧れの的です。
5.仕事をきちんとこなす責任感があること

エリスの家にお泊りした翌朝、アデラインと離れたくないエリスを「仕事に遅れるから」と突き放して、さっさと家を出ていきます。つきあいたての頃はつい「今日は会社休みます」なんてズル休みの誘惑に襲われますが、大人としては当然NG行為。やるべきことはきちんとやる、当たり前のことがちゃんとできる、それが大人の女性です。
6.聞き上手で自分の話ばかりしないこと

アデラインは自分のことをあまり語りません。それでも相手が退屈しないのは、アデラインが聞き上手だから。自分の素直な気持ちを引き出してくれる女性に、男性は自然と信頼感を抱くもの。そして、男性は次第にそんな女性のことを知りたくてたまらなくなるのです。
7.相手を思いやる、含蓄のあるアドバイスができること

アデラインは、相談相手の話をよく聞き、長い人生経験に裏付けされた適切な意見やアドバイスを相手に与えます。人生の大事な決断・迷いを受け止め、背中を後押ししてくれた女性のことを男性は決して忘れません。
8.露出が少なくエレガントな服を好むこと

優美で品が良いことが重要とされてきた1900年代生まれの女性たち。アデラインもその後約100年間、一貫してエレガントで控えめな振る舞い・ファッションを好みます。

肌を露出して露骨にセクシーさを演出するよりも、ボディラインの出るニットやタイトなワンピースでシルエットの美しさを強調するほうが、好印象。男性の意識に効果的に働きかけることができる賢明な手段です。
9.自分らしさと流行のバランスがいいこと

基本的には、エレガントで控えめなコンサバファッションを好むアデラインですが、実はその時代に合わせた流行のファッションもしっかり取り入れています。

自分のスタイルに凝り固まるのではなく、その時代の新しいもの、いいものを独自の審美眼でチョイスし、取り入れていく柔軟さ。そんな器用さが人としての幅を広げ、同時に女性としての深み、センスを磨いていきます。
本作では、アデラインが生きた100年分のファッションをぎゅっと濃縮、極上のエレガンスをスクリーンで楽しむことができます。
10.意地を張らずに他人の助言を受け入れること

いつも冷静なアデラインだって時には感情的になることも。そこで見習いたいのは、自分を心から心配してくれる人の声に耳を傾け、自らの過ちを素直に反省することができるということ。そして、意地をはらずに謙虚に謝罪や反省の気持ちを伝えることができるからこそ、愛する人と心を通わせることができるのです。

アデラインは、もとはふつうの29歳の女性。その彼女が見た目は若いままに100歳以上の年を重ねて身につけてきた本当の“美しさ”とは。
映画では、若くあり続けることの虚しさや哀しさ、そして年を重ねて初めて得られる真の美しさについて教えてくれます。
公式サイトでは、意味深な予告編ムービーも公開中。是非チェックしてみてくださいね。

年をとることに不安を抱えている貴女は、この映画で“年齢を重ねることの期待と喜び”をきっと学ぶことができるはず。
この先もずっと一緒に過ごしたい大事な彼や友人、ご家族と、是非映画館でその幸せを分かち合ってください。
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