シミやシワなど肌老化につながる日焼け。美肌を目指すなら絶対に避けたいところですが、完全に予防するのはほぼ難しいもの。
うっかり日焼けや、日焼け止めを塗ったはずなのになぜか日焼けしてしまったときなど、やけたくないのにやけてしまったときのアフターケアについて、お肌のプロに聞いてみました。
日焼けがお肌に悪い理由
日焼けのしくみ
肌は、紫外線を浴びるとメラニン色素を作り出して紫外線を吸収、紫外線が肌の奥に侵入して皮膚がんになるのを防ぎます。メラニン色素は肌を紫外線から守るために一時的にできるもので、ターンオーバーによって外に排出されるものなのですが、大量に紫外線を浴びるとその分大量のメラニン色素が発生するため、排出が追いつかずに肌に残り、シミとなって現れるのです。
日焼けが老化を引き起こす
紫外線には肌の奥の真皮層に届くUVAと表皮に影響を与えるUVBがあります。UVAは、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などを作り出す細胞を傷つけるため、シワやたるみ、シミなど肌の老化現象を引き起こします。UVBは、表皮に影響を与え、火傷のように赤くなったり、シミやソバカスの原因にもなります。
女性皮膚科医が教える3つの戦略的アフターケア
うっかり日焼けをしてしまったときに、何をしたらいいの? 渋谷スキンクリニック吉田貴子院長に教えていただきました。
1.4時間以内に冷却・鎮静する
2.しっかり保湿
日焼けした肌は水分不足になっているので、肌にやさしい化粧水で、いつもよりもたっぷり水分補給してあげましょう。気になる美白成分の中でも特に摂りたいのはビタミンC誘導体。ビタミンC誘導体が含まれた化粧水を重ねづけしたり、手軽で効率のよいシートマスクなどを活用してお肌を潤いで満たした後は、乳液やクリームでフタをしましょう。
コメント: 吉田貴子先生
3.内側からのケア
日焼けをしたらこまめに水分補給をして、内側からもケア。外と内から水分を補給することで肌の新陳代謝が良くなり日焼けの治りが早まります。さらにターンオーバーを早めるためにも、肌に良い栄養素が含まれている食べ物を積極的に摂りましょう。日焼けした肌に有効なのは、肉・魚・大豆など肌を作るたんぱく質、牡蠣や納豆など肌のターンオーバーを活性化し、炎症を抑える作用のある亜鉛、ピーマンやキウイなどメラニン色素を分解してシミになるのを防いでくれる、抗酸化物質の代表ビタミンCがおすすめです。
コメント: 吉田貴子先生
日焼けは、しっかり予防したつもりでもなかなか完全には防げません。うっかり日焼けしてしまったら、正しいアフターケアでお肌の状態を回復させて、シミや老化につながる肌ダメージを少しでも減らしていきましょう
コメント: 吉田貴子先生
毎日の日焼けをケアできるフェイスマスク 白のルルルン
実は、日々の生活でもいつの間にか紫外線をたくさん浴びてしまっています。メラニン色素の蓄積を防ぐためにも、毎日のアフターケアに気を使いたいものです。そこで、取り入れたいのがフェイスマスク 白のルルルン。
フェイスマスク 白のルルルンは、1枚あたり46.9円というプチプラで毎日手軽に使えるシートマスク。ビタミンC誘導体やグリチルリチン酸、ヒアルロン酸など夏の日焼け肌にうれしい成分がたっぷりと含まれています。原材料は全部国産で安心、こだわりの素材がつまった高品質なフェイスマスクです。
また、フコゲルという新成分を配合することにより、さっぱりしたテクスチャーと長く続く保湿感が実現、暑くベタつきがちな夏でも心地よくお手入れすることができます。
■32枚入り 1,500円、7枚入り 400円(税抜価格)
レジャーや海水浴以外でも、毎日浴びている紫外線。ダメージを溜めてしまわないように、日々のケアにも気をつけたいですね。
Sponsored by 株式会社グライド・エンタープライズ
日焼けとは、「日光皮膚炎」というやけどの一種。なので、まずは冷やすことが何よりも大切です。日焼けをしたら、なるべく4時間以内に冷たいシャワーを浴びるか水風呂に入りましょう。ゴシゴシと体を洗うのも刺激になるのでNG。日焼けが気になる部位に濡れタオルを巻いたり、氷水を入れたビニール袋(氷嚢)などで冷やします。
コメント: 吉田貴子先生