美容好きの大人女子から支持を集める美容家・神崎恵さんが、「TAKAMI presents『肌人生を変える!? 角質の授業』」と題して、本年8月17日(水)にInstagramライブ配信を行なった。視聴者から「とてもためになった!」と好評を得て、今回はby.S読者のために特別レクチャー。神崎さんのお肌に近づくべく、美容のヒントを教えてもらった。
肌を健やかに保つには「角質美容」が大事!

出典: :パールダッシュ
これまでさまざまなスキンケア方法を試してきたという神崎さん。高価な化粧品を揃えた時代もあったけど、最終的にたどり着いたのは、「角質美容」だった。
「角質ケア」と聞くと、ピーリングやスクラブで「古い角質は剥がす」と言うものを想起しがち。だけど神崎さんは、「角質イコール"いらないもの"ではないんです」と話す。
角質において大切なポイントは、肌の代謝つまりターンオーバーです。一般的にターンオーバーは28日周期ですが、20代から30代と年齢を重ねるにつれて日数も長引くもの。だから期間が過ぎて「なんだかゴワついているから剥がしたい!」と思うのは頷けるのですが……。今ある角質を健やかな状態に育てると、その下に控える肌もキレイになっていきます。それと同時に、自分のターンオーバーのサイクルを正す力がついて、タフでゆらぎにくい、バランスの良い肌が生まれるのです。
コメント: 神崎恵さん
神崎さんが強調する、剥がす前にやるべきことは「角質を育むこと」だという。潤いに満ちた健康的な角質に育てれば、理想的な透明感のある肌に出会えるはず。
神崎さんがレクチャーする「角質美容」の仕方
神崎さんはライブ配信で、健康な角質を育むためのケアを解説。なかでもぜひ美容習慣として取り入れたい3つのコトをピックアップ! まずは無意識にやりがちな角質に関する習慣で、洗顔&拭き取りのごしごしや、スキンケア・ベースメイクで力を入れてしまうほかに、こんなこともーー。
Point1 角質美容でNGな日常習慣をチェック!
・洋服の着脱とき、生地で肌をこすってしまう
急いで着替えるとき、ついつい服の襟口で肌をこすってしまうと、赤くなり意外な刺激になっていることがわかるんです。だから私は、シルクスカーフの端を結びフェイスカバーとして、顔が服にこすれないように使用しています。肌に優しいうえ、服にファンデーションがつかないし、一石二鳥ですよ。
コメント: 神崎恵さん
・うつ伏せで寝たり、頬づえをつく癖がある
うつ伏せ寝や頬づえなどの"圧"も、肌に負担をかけダメージになってしまうから、日常のちょっとした習慣に気づいて控えることがおすすめです。
コメント: 神崎恵さん
Point2「角質」を痛めない洗顔方法
毎日の習慣だからこそ覚えておきたい正しい洗顔。コツコツ積み重ねながら健康的な角質を育んで。
①泡の状態:指定の量を守り、ホイップクリームのように
洗いすぎもNGだから、洗顔の使用量はきちんと守ること。泡づくりは、美味しそうなホイップクリームをイメージして。
②洗い方:肌の上で泡を転がすように
スポンジケーキにクリームを塗っていくような感覚を意識して、やさしく肌に転がす。
③水の使い方:人肌温度で、こすらない
温度は34℃〜38℃が最適で、触ってみて熱くもなく冷たくもない温度を目安に。泡を流すときは、水をぱしゃぱしゃとかけるような感覚で流す。
④拭き方:顔に布を乗せ、軽く抑える
顔についた水滴を布に移す感じで、軽く抑える。タオルより摩擦レスで吸収力がある顔用の使い捨て水分拭き取りシートを使っても◎。
Point3 朝晩の角質美容水®️でケアする
朝晩の洗顔後に、神崎さんがなんと10年以上欠かさず使用しているのが「タカミスキンピール®️」で、角質の代謝に着目したアイテム。
使用手順は洗顔後すぐで、手のひらで温めてから、包み込むようやさしく顔になじませていく。その後いつものお手入れにいきたいところだけど、ちょっと待って。「3分間待つ」のが鉄則なんだとか。
この3分間が大事で、肌がスキンケア受け入れ状態に整うんです。私は歯磨きやボディクリームを塗るなどして待ったら、化粧水・美容液・クリームとつけていきます。角質を傷めない手の使い方を意識して、丁寧になじませ浸透させるというプロセスを踏むことも重要です。
コメント: 神崎恵さん
このワンステップが、のちに感動の美肌との出会いを与えてくれるそう。「すぐに効果を実感できるわけではありません。でも毎日触れていると、肌に弾力が生まれて角質がキレイになっているとわかる」と神崎さん。透明感が出て毛穴が目立ちにくくなり、ゆらぎにくいタフな肌に育っていると感じるそう。
育むケアで角質もキレイに自分も癒す

出典: :パールダッシュ
美肌になりたいけれど、それぞれの置かれた環境によって丁寧なスキンケアを躊躇してしまう女性もいる。神崎さんは「美容を前に、構えないで」とエールを送る。
「キレイになるため徹底的にケアしなきゃ」と追い込むと、かえって自分と美容の間に距離が生まれてしまう。そうならないためには、アイテムの効果効能はもちろん大切だけど、テクスチャーや香りといった使い心地が良いものを選んでみるのも◎。忙しいときや疲れを感じていたら、自分を癒してくれるアイテムが使いたくなりますから。すると、美容がより身近に日常へ溶け込んでくれるはず。
コメント: 神崎恵さん
自分を慈しむ時間としてのスキンケアを取り入れていきたいもの。「朝起きたら、いつもより肌に透明感やハリがあるだけで、一日ハッピーに過ごせますよね」と神崎さん。毎日の美容習慣からちょっとした感動を生み、背中を押してくれるパワーとなる。じっくり丁寧に、自分の肌の伸びしろを信じるケアを始めてみて。
まず角質とは、皮膚の一番外側にある層のことで、肌の第一印象は角質の状態で決まると言えます。くすみやごわついた印象のお肌だと、「早く剥がなきゃ」と思うかもしれません。それは間違いではありませんが、剥がす前に"育む"のも大事なケアの一つなんです。
コメント: 神崎恵さん