今冬のトレンドボトムとして引き続き人気のワイドパンツ。ボリューム持たせたシルエットだけに、おしゃれな着こなし方に迷う人も多いはず。そこで、スタイルアップが叶うワイドパンツの攻略ポイントを、パーソナルスタイリスト・大日方久美子さんに伺った。
2022年冬ワイドパンツ選びのポイントは?
引き続きワイドパンツはハイウエストが主流で、なかでもタック入りのデザインを選ぶのが美脚見えの近道。腰回りの曲線が美しく見えて、トップスをイン・アウトどちらで合わせてもキレイにキマるそう。
ワイド過ぎるシルエットは控えて、スッキリと見える程よい太さを選ぶと、体型問わずバンラスよく着こなせるのでおすすめ。ツヤや落ち感がある素材なら、より大人っぽい雰囲気になるそう。
でもレングスの丈感は、どのくらいがベスト?
裾直しは床から指2本分の長さが目安
もちろん自分がよく履いている靴と合わせての計測が一番だけど、ヒールの高さが異なるスニーカーやパンプスとも着回したいもの。裾上げの目安を知っておけば、ワイドパンツの着こなしの幅が広がるから、ぜひ覚えておきたい。
ワイドパンツを今っぽく美脚に魅せる着こなしPOINT
シャツでメンズライクに細ベルトでメリハリを

出典: :https://www.instagram.com/kumi511976/
大日方さんイチ推しは、大きめのシャツをインして細身のレザーベルトを合わせたメンズライクな着こなし。この秋からトラッド回帰なトレンドを受けて、細ベルトは積極的に取り入れたいアイテムだそう。
全体を引き締めてメリハリを演出してくれるから、スタイルアップにも!さらにパンツと同色なら、悪目立ちせずどんなトップスとも相性抜群。
ショート丈トップスと重ね着する大人のY2Kコーデ
ワイドパンツに、ニットやスウェットのショート丈トップスを合わせるだけで、今どきな印象に。目線が上に行くため脚長効果が高まって、さらに丈を生かしたレイヤードも楽しめる。
MIU MIUの2022春夏コレクションで、ワイドパンツにクロップド丈セーターとの着こなしは、大人のY2Kコーデとしても参考になります。ショート丈のトップスにシャツやカットソーをインすれば、お腹を見せなくても重ね着次第でトライできますよ。
コメント: 大日方さん
厚底スニーカーや大きめバッグで下重心を狙って

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旬な厚底スニーカーを合わせて、カジュアルダウンした着こなしもおしゃれ。ソールにボリュームがあるので、タック入りのゆるっとしたシルエットを受け止めてくれて、さらに厚底で美脚度もアップ。
NIKEのエアフォース1が今年で40周年を迎えるのと、ダッドスニーカーからトレンドもシフトしている流れで、足もとは厚底スニーカーがおすすめ。全体的に丸みを帯びてスッキリしたデザインを選ぶと、ワイドパンツの裾がキレイに映えます。
コメント: :大日方さん
斜めがけや大きめバッグをプラスして、さらに重心を下げるとバランスよく仕上がる。大日方さん曰く、「ジェーン・バーキンのように、あえて大きめのバッグを持つ大人のカジュアルな着こなしにも挑戦したい」そう。
着こなしに迷ったら「上半身をコンパクトにまとめる」が鉄則

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手持ちのアイテムで着こなしに迷ったら、上半身をコンパクトにまとめてメリハリを。「トップスは短めタイトに、首もと・手首をスッキリ見せると、ボリューミーなシルエットのもたつき見えが回避できます」と大日方さん。
端正なシルエットだからこそ、トレンドアイテムの取り入れ方やスタイルアップのコツをマスターして、ぜひこれからの季節ワイドパンツを活躍させて。
取材協力/Personal Stylist 大日方久美子
レングスは足首見えより長め丈の方が、今っぽいですよね。裾上げするときの目安は、ダブルで折り返す長さを考慮して、床から指2本ほどの長さでカットしてかかとが隠れる程度にお直しすると、平均してどんな靴とも合わせやすい丈になります。
コメント: 大日方さん