暑さが落ち着いて秋になると出番が多くなるデニム。流行問わずたくさんのデニムに触れるDIESELプレス・田中久子さんに、by.S読者の所持率が高い「黒デニム」を今っぽく着こなす方法を伺った。
買い足すならブーツカットで。手持ちは太めシルエットならOK

出典: :田中久子さん撮影
デニムパンツ・ジャケット・ベルト・ブーツ/DIESEL、Tシャツ/HANES
「デニムは引き続き太めや裾フレアが今っぽい」と話す久子さん。そのなかでも脚が長く見えてスタイルアップが叶うブーツカットは、今季DIESELでも売れている人気再熱のシルエット。
ブーツカットデニムがなくても、手持ちのハイウエスト&太めのデニムなら、コーデ次第で“今ドキ”に仕上がるとか。黒デニムを旬に着こなすポイントは?
Y2Kのトレンドから「大人の肌見せ」コーデが今年顔
引き続きY2Kトレンドを受けて、大人女子でもトライしやすい肌見せテクがおすすめだそう! 取り入れやすい着こなし方と、秋にぴったりなアイテム合わせをご紹介。
デニムから“お腹チラ見せ”でヘルシーに

出典: :田中久子さん撮影
ローウエストで腰履きして、少し肌見せさせるのがポイント。または、ボタンを外しベルト幅の分だけ表に折り返すだけで、簡単にお腹をチラッと見せることができる。着こなしにこなれた印象も与えてくれるから、ぜひトライしたいテクニック。
全体を引き締めるアイテム選びがコツ
デニムがゆるっとしている分、クロップド丈・タイトめ・流行のセカンドスキントップスを合わせて、上半身をコンパクトにまとめると◎。手持ちのシャツまたはジャケットを羽織って、素肌の見える面積を小さくすれば、きちんと感も相まって大人女子もチャレンジしやすいはず。

出典: :田中久子さん撮影
デニムパンツ・バッグ・パンプス/DIESEL、ブラウス/ZARA
足元はスニーカーだとカジュアル過ぎてしまうから、ヒールまたはブーツのポインテッドやスクエアトゥを選んで、女っぽく引き締めるのがおすすめ。デニムの裾から足先が見えると、辛口な印象になってより大人な雰囲気に。

出典: :田中久子さん撮影
デニムパンツ・ブーツ/DIESEL、ニット・Tシャツ/USED、バッグ/ZEBRA KNITS
黒デニムだからのっぺり見えしないように、赤を差し色に効かせました。エナメルでスクエアトゥのブーツに、斜め掛けしたショルダーバッグで、ちょっとギーク感あるコーデに仕上げています。
この日は寒かったのでTシャツをアウトに着ていますが、シャツ裾を折り曲げたり結んだりして、チラッと肌見せさせることもできますね。
コメント: 田中久子さん
「あまりお腹見せしたくないという人は、ベルトループのところを少し折り曲げるだけでも雰囲気が変わる」と久子さん。
黒デニムだからこそ、イヤーカフやネックレスなどのアクセサリーで盛るほか、小物で差し色をプラスすると、着こなしによりメリハリが生まれてバランスが取りやすいそう。久子さんのアドバイスを参考に、秋のコーデを思いっきり楽しんで。
取材協力 DIESELプレス/田中久子さん
チェックのブラウスをメインに、甘くなり過ぎないようモノトーンで統一し、小物やパンプスはエッジの効いたアイテムでまとめました。
ウエストを折り曲げてローライズにして、デニムを履くのがお気に入りです。デニムの丈は、足首より長めの方が今っぽくなると思います。
コメント: 田中久子さん