長らく“ムダ毛”と呼んできたけれど。変わりゆく「体毛観」を調査!

近年広がる多様性のムーブメントは体毛処理においても広がっている。長らく「ムダ毛」と呼んできた“体毛観”の現在地とは。

「体毛をどうするかは自分で自由に決める」そう思える今、セルフケアする際には知っておきたい正しいハウツーや編集部注目の最新シェーバーもご紹介。

貝印による男女600名アンケートで見えた、社会が与えるプレッシャー

今回、体毛における多様性ムーブメントの先駆け的存在である刃物メーカー・貝印に話を聞いた。

男女600名を対象に消費者調査を行ったところ、9割以上の人から「ファッションや髪型のように、剃ることは自分自身で自由に決めても良いと思う」との回答が。「ツルツルでいなきゃいけない」固定概念や「エチケットだからちゃんと毎日剃らなきゃ」といった社会からの圧を感じる人が多いことがわかりました

コメント: 広報宣伝部・齊藤さん

出典: 貝印株式会社調べ

この結果に背中を押される形で、プレッシャーから少しでも解放されてほしい、そんな思いからメッセージとバーチャルヒューマンを使って発信しました

コメント: 広報宣伝部・齊藤さん

出典: 貝印株式会社

SHIBUYA109のビッグボードや、地下鉄電車広告、貝印公式SNSアカウント等で大々的に発信された。

個人的には「ムダ毛」って「ムダ」って言われてて可哀想だなと思っていて。100年以上続く刃物メーカーとして常々体毛と向き合っているので、体毛への愛情があるんです。

髪型を変えることはポジティブな行為なのに、他の毛についてはネガティブ。髪型のように自由でポジティブな行為となってほしいなと思いました

コメント: 広報宣伝部・齊藤さん

みんなのリアルな反響は

発信当初の2020年、SNSではかなり話題に。仕掛け人たちの耳に届いたみんなの声とは。

女性からは「体毛処理はエチケットと押し付けられる場面が多いから救われた」といった声をたくさんいただきました。男性からは“ツルツルな男の子もいい”というコピーに肯定的な反応があり、男性は逆に毛が生えていたほうがいいという固定概念があることを知ってほしい」との声もありましたね。

体毛の濃い方からは「ツルツルでいなきゃとプレッシャーになっていたので希望が湧きました」との声を聞けたり、届けたい人に届いたなと実感できました

コメント: 広報宣伝部・畑谷さん

さまざまな背景をもつ人の気持ちに寄り添えた一方で、否定的な意見はあったのだろうか?

「ムダ毛っていうからにはムダなんでしょ」「汚い。見たいものではない」などの声がありましたね。その価値観がその方にとって一番であればそれでいいんだと思います。
でも、それが正しいことであると押し付けてしまうような意見の仕方では、プレッシャーに感じてきた人を苦しめていますよね

コメント: 広報宣伝部・畑谷さん

多様性を尊重する価値観は広がった。世代間の違いは正直ある

発信から2年、人々の価値観の変化についてどう感じるか伺うと。

脱毛サロン、医療脱毛さまざまな広告で押し付け感のないものが増え、多様性のある社会はいいこと、自分らしく生きることはいいこと、という発信が増えたと思います。ということは、みなさんの価値観がそれだけ変わってきているのかと

コメント: 広報宣伝部・齊藤さん

世代間で価値観の差はあると思います。多様性やジェンダーニュートラルが当たり前になってきた最近ですが、ついこの間までの平成や昭和世代ではモデルの脇毛はツルツルが当たり前、男性はヒゲや体毛が濃くて当たり前。もっとさかのぼると、江戸時代には女性にひげがはえていた文献もあります。実は女性が体毛処理する歴史は浅いんですね。
時代によって価値観の違いがあることはすごく自然なことだと思います

コメント: 広報宣伝部・齊藤さん

10代の男女に調査したところ「自分の毛が気になる」方が9割以上となり、かなり関心が高い結果に。これは推測ですが…30,40代の子供の頃に比べて、今はスマホがとても身近な存在で大量の情報に触れる機会があることが影響のひとつと考えられるのではないでしょうか

コメント: 広報宣伝部・畑谷さん

出典: 貝印株式会社調べ

価値観の異なる世代と同じ時代に生きているからこそ、違いや変化の流れを理解していきたいし、手放したいのは他者を否定したり、強制してしまうこと。

ちなみに齊藤さんの娘さん7歳は、パパの腕毛を見て、大人の毛に憧れ、自分にもいずれ生えてくることを楽しみにしているそう。固定概念がまだない世代もやがて見て触れる情報や周囲の人からの影響で価値観は変わっていく。次世代には、自由に決めたらいいんだよ、プレッシャーに感じなくていいんだよって伝えていきたい。

セルフケアにまつわる勘違いをCHECK

セルフケアをしようと思ったときに知っておきたいのが、安全で正しいハウツー。その自己流ケアには勘違いが潜んでいるかも。

カミソリで剃ると毛は濃くなる

よく聞くけれど、これは剃ったときの毛の断面を見ての勘違い。剃ることで毛が濃い体質に変わることはない。

カミソリだときれいに剃れない

毛の生えている方向に合わせて、力を入れずに剃る。凹凸箇所や剃り残しには皮膚をピンと張って。何度も同じところを剃ると肌にダメージがあるので注意。

肌荒れ、ブツブツ、黒ずみができる

泡立てた石鹸やシェービングクリーム、ジェルをたっぷり使う。事前・事後にはしっかりと保湿を。

肌荒れを起こりにくくするためには、部位ごとに異なる毛周期に合わせたケアを。たとえば顔のうぶ毛であれば約20日といわれているので3週間に1度の処理がおすすめ。日焼け後や生理中など肌が敏感なときの剃毛は避けて。

毛足が長い毛もそのまま剃る

毛足が長いと刃と刃の間に詰まり、皮膚で上滑り状態になってしまう。ボディトリマーなどで短く整えたり梳いて毛量を少なくしたりしてから剃るとスムーズ。

剃刀をお風呂場に置きっぱなし

サビや傷みがあると寿命がもっと短くなる。湿気の少ない風通しのよい部屋でコップやガラス瓶に入れて自然乾燥を。

また、剃り残しやひっかかりを多く感じたら替えどきのサイン。2週間をひとつの目安に新しい替え刃に取り替えて。

編集部注目の最新シェーバー

ここからは編集部がピックアップした最新の注目シェーバーをご紹介。

紙カミソリ

出典: 貝印

紙カミソリ® 152円(税込)/貝印

ハンドルに紙、刃体に金属を使用することで、 カミソリを脱プラスチックなアイテムへ。板状からの組み立て式で、約5mmの薄型パッケージなので、携帯にも便利。耐水性に優れた仕様で、水やお湯に濡れても使用可能。

VIOにおすすめシェーバー

出典: 貝印

FEMINICARE すきカミソリ 2本入 1,518円(税込)※編集部調べ/貝印

アンダーヘアの量を調整。独自の刃とクシを組合せた構造で毛を少しずつカット。 刃が直接肌に触れないクシ状ガードによって、デリケートゾーン特有の縮れ毛や絡まりを整えながら処理することが可能。

出典: 貝印

FEMINICARE 音波振動カミソリ デリケートゾーン用 替刃2個付 1,650円(税込)※編集部調べ/貝印

1秒間に約100回振動する音波振動によって刃が円を描くように動くため肌への抵抗が少ない。肌を傷つけにくいフィルムガード付きのミニ刃は小回りがきくのでスムーズなケアが可能。刃の下に幅広のクシを取り入れ、長い毛や毛流れが複雑な部分もかき分けて剃りあげる。水洗い可能。

出典: パナソニック

VIOフェリエ ES-WV61 6,600円(税込)※編集部調べ/パナソニック

1〜4のアタッチメントが充実。お風呂場で使える防水仕様で使用後は本体をまるごと水で洗い流せる。

1: トリマー刃。肌へのやさしさと鋭いカット性能を両立した二重構造。太く長い毛を巻き込まない。
2: スキンガード。デリケートなI・Oゾーン用に装着。刃が肌に直接触れないので安心。
3: ネット刃。ツルツルになるので仕上げに。面積が広く、太い毛もとらえやすい。
4: ボリュームダウンコーム。毛流れに逆らってなでるだけでVゾーンをナチュラルな長さに整える。

顔におすすめシェーバー

出典: シック・ジャパン

シック ハイドロシルク Face & Beauty 3,080円(税込)※編集部調べ/シック・ジャパン

フェイシャル電動シェーバー。長さ約10cmとコンパクトなサイズ感なので持ち運びにも便利。

1: 顔用。細く柔らかなうぶ毛をキャッチ。メッシュホイル内で刃が回転する構造なので刃が直接肌にあたらず安心。
2: 眉用。眉など細かい部位に。小回りがききやすい。

顔・体・VIOにおすすめシェーバー

出典: スムーズスキン

スムーズスキン pure fit 46,200円(税込)/スムーズスキン

家庭用光脱毛(IPL)美容器。シリーズ最高のパワーとスピードでサロンクオリティの全身本格ケア(手脚、ビキニライン、ワキ)が可能に。照射しづらい狭いエリア(口まわり、指、つま先、肘、膝)などにも専用ヘッドを取りつけることでスムーズにお手入れできる。

出典: ヤーマン

レイボーテヴィーナス プロ 99,000円(税込)/ヤーマン

家庭用光脱毛(IPL)美容器。 コードレスで防水性能がアップし湯船に浸かりながらのケアが可能に。顔用、VI用、O用ツールのアタッチメント付き。黒いものに反応してフラッシュするパワーがさらにアップし男性のヒゲや胸毛などにも対応可能なので、シェア使いにおすすめ。

セルフケアの際は機能的に優れた最新ギアを味方につけて、自由にポジティブに自分のからだの一部と向き合ってみて。

supervised by

公式
by.S編集部

最新ファッション・美容情報に日々揉まれながら、美の修行中。プライベートではアート、ダンス、韓国、バンド…と個々に芸を肥やす、アラサー世代の編集部。
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