顔の印象を大きく左右する眉は、美しく丁寧に描きたいもの。だけれども眉の中には、描き過ぎてはいけない部分があるのだそう。それが「眉上」。美眉アドバイザーの玉村麻衣子さんいわく、眉上を描き過ぎると老けて見えてしまうのだとか…!?
そこで今回は、眉上を描き過ぎると老けて見える理由と自然な描き足し方のポイントを玉村さんに伝授していただいた。
眉上はしっかり描くと損!
眉上をしっかり描き足すと、以下2つのデメリットが発生しやすいのだそう。
① 輪郭クッキリ、描きました感が出る
② 顔における眉の位置が上がって見え、顔が縦に間延びして老けて見える
これらの理由から、眉上は描き過ぎNG!
眉上を描き足す際のポイント
「左右の眉の高さが異なる」「眉上の毛の生え方にムラがある」等、眉上の描き足しが必要な場合、以下の要領で描き足すのがおすすめ。
① ペンシルで描き足す場合
【こんな人におすすめ】
・まばらでもよいので、ある程度眉全体に毛があるひと
・濃い眉のひと
・眉毛1本1本が太くて硬いひと
細芯ペンシルを使用し、必要な部分をピンポイントで描き足していく。
このとき周囲の毛流れに沿って1本1本描き足すことで自然に仕上がります。
コメント: 玉村麻衣子さん
ちなみに、眉上は斜め下に向かって生えていることが多いのだそう。ペンシルで描いても色がのりづらい…という場合はリキッドアイブロウを使用し、同じ要領で描き足すとよいです。
② パウダーで描き足す場合
【こんなひとおすすめ】
・薄眉のひと
・ふんわり眉を目指すひと
パウダーで描き足す場合はブラシ選びが重要!斜めカットブラシで描き足すと眉上の輪郭がクッキリ出過ぎてしまうため、ラウンドブラシを使用するのがポイントなのだそう。
眉上に影をつけるように軽いタッチでパウダーをのせると自然に仕上がります。
コメント: 玉村麻衣子さん
眉上を描きすぎることで老けて見えてしまうだなんて、目からうろこ。明日から眉を描くときは、“眉上は描きすぎない”を意識してみて。
取材協力/美眉アドバイザー 玉村麻衣子
しっかり描き足してよいのは眉頭の上のみで、それ以外は自眉のラインを活かしてふんわり色付けする程度にとどめると自然な眉に仕上がります。
コメント: 玉村麻衣子さん