ダイエット、美容に良いとして「さつまいも」が注目されているのを知ってた?さつまいもは糖質が高いと思っているひとも多いはず。美容大国・韓国や日本でもその美容効果に着目して取り入れられている。そこで今回は、より効果的に摂取するためのおすすめの食べかたをベジ活アドバイザーの生井理恵さんに教えてもらった。
美容食材としての「さつまいも」がいまブーム
最近、さつまいもが美容食材として注目されているのをご存知?
さつまいもと聞くと、炭水化物だから糖質が高いのではないかと思うひとも多いはず。もちろん食べ過ぎはNGだけれど、1日150gを目安に主食と置き換えて摂取するとダイエット効果が期待できる。150gだと中くらいの大きさのさつまいもの半分くらいとなる。
また、さつまいもは食物繊維が豊富に含まれるため、糖質の吸収が穏やかになり、血糖値も緩やかに上昇していく。ほんのり甘くて満腹感も得やすいのでガマンしている感覚が少なくダイエットができそう。
ダイエット中におすすめのさつまいもの食べかた
焼いたり、蒸したりとさまざまな食べかたができるさつまいもは、蒸すと甘みが増えるのでおすすめ。低温で加熱するとでんぷんが麦芽糖に変わるので甘さが増えるそう。電子レンジで加熱して調理するひとも多いと思うが、蒸したほうが食物繊維の一種であるレジスタントスターチも増える。ちなみに蒸した後に冷やすとレジスタンとスタートはさらにアップ。
蒸し器を使うのはもちろん、フライパンや電子レンジを使ったりと蒸しかたもさまざまあるが、手軽なのは炊飯器を使うこと。さつまいも1本に対してお水は1カップくらいでOK(さつまいもの大きさによって水分量は加減)。
毎日でも飽きない!さつまいものアレンジレシピ
さつまいものレモン煮
<材料>2人分
・さつまいも 150g(約2分の1本)
A
・レモン汁 大さじ1
・はちみつ 大さじ1-2
<作りかた>
①さつまいもを輪切りにしてさっと水にさらしたら、鍋にいれ水をひたひたにいれる。②Aの調味料を鍋に入れて、ふたをする。さつまいもに火が通るまで弱火~中火で蒸し煮にして味をつけていく。
いま、流行のレモン煮はさつまいもでもおいしいですよ。レモンの爽やかさが味のアクセントに。おかずとしてもおいしいのでご飯の食べ過ぎに気を付けて。
コメント: 生井理恵さん
さつまいものデリ風サラダ
<材料>1人分
・さつまいも 80g
・くるみ 適宜
・しめじ 適宜(電子レンジなどで加熱して火を通しておく)
A
・お酢 小さじ1
・オリーブオイル 小さじ1
・醤油 小さじ1
・はちみつ 小さじ1
<作りかた>
①蒸したさつまいもを1口の角切りに。
②加熱したしめじ(水気は切っておく)と粗く砕いたくるみを蒸した①のサツマイモと一緒に盛り付ける。
③Aを混ぜたものをドレッシングとして全体にかけてできあがり。
野菜や豆類など余っているものを入れてOKです。ドレッシングにお酢を使うのがポイント。さつまいも同様、お酢も食後血糖値の急上昇を抑えてくれる働きがあります。
コメント: 生井理恵さん
さつまいもヨーグルト
<材料>1人分
・さつまいも 80g
・ヨーグルト 50g
・レーズン 適量
・はちみつ 少々
<作りかた>
①蒸したさつまいもをつぶしてマッシュ状に。
②マッシュしたさつまいもにヨーグルトをかけて仕上げにレーズンをトッピング。
③甘さが足りない場合ははちみつを少しかけて。
ヨーグルトなどの乳製品も食後血糖値の急上昇を抑制する働きがあります。さつまいもの甘みとヨーグルトの酸味は相性バツグン!さつまいも自体に甘みがあるので、はちみつをかけなくてもOK。
コメント: 生井理恵さん
いろいろな味付けでおいしく食べることができるさつまいもは、アレンジの幅が広いので毎日食べても飽きずに楽しく続けられるはず。糖質の高さから避けがちだったひとも1食の主食をさつまいもに置き換えて試してみて。
取材協力/ベジ活アドバイザー 生井理恵
美容大国・韓国では「コグマダイエット」がアイドルや芸能人のあいだでブームになりましたよね。「コグマ」とは韓国語で「さつまいも」の意味で、1食の主食をさつまいもに置き換えるだけのダイエット法ですね。
コメント: 生井理恵さん