冬コーデにタイツを取り入れるなら防寒のためだけでなく、センス良く着こなしたいもの。でも、タイツでおしゃれに、今っぽさを演出するのは難易度が高いと思っているひとも多いのでは?
そんな方に朗報!「タイツは圧倒的にグレーをはきます!」と話してくれたのは、数多くのファッションメディアで活躍する人気スタイリスト・亀恭子さん。スタイリストならではの垢抜けが叶うタイツコーデをマスターしてみて。
愛用タイツはBLEU FORET、カラーはグレーをチョイスするのが正解!
使い勝手が良いのは断然チャコールグレー
グレーの色味はお持ちのワードローブにもよりますが、断然使いやすいのはチャコールグレーです。ブラックタイツだと重く見えてしまう場合でも、チャコールグレーならコーデ全体が軽やかにまとまりますし、グレーなら幅広い濃淡があるので、洋服のトーンによって使い分けができるからです。ご自身のワードローブに合う濃淡を選ぶことがポイントです。
コメント: 亀恭子さん
万能!長く愛用できるのもグレータイツ
デニムって意外と寒いんですよね。なので、冬にシルエット緩めのデニムを履きたい時は、古くなったグレータイツの足首部分をハサミで切って、インナーとしてデニムの中にはけば防寒対策になります。
さらに、ダメージ系デニムの場合は、ダメージ部分からグレーのタイツが見え隠れしておしゃれに仕上がります。グレータイツはアイデア次第で長く使うことができるんです。
コメント: 亀恭子さん
とは言え、スタンダードなブラックタイツはby.S世代にもまだまだ人気。「無難だし、迷ったらとりあえずブラックタイツ」そんな方も少なくないはず!どうしてもブラックタイツを履きたい時は、どうすればおしゃれに見えるのか、避けるべきブラックタイツはどんなものか、聞いてみた。
ブラックの中でも注意したいのは「光沢ブラック」
需要の高いブラックタイツですが、テカテカした光沢感のあるブラックは野暮ったく見えてしまいます。ブラックを履きたい場合は、光沢のない80〜90デニールをチョイスするか、ニットタイツがおすすめです。
ニットタイプならブラックでもコーデに馴染み、おしゃれに見せてくれますよ。また、ONの日は60〜70デニールの薄めタイツを合わせるとエレガントな雰囲気に仕上がります。パンツの裾から透け感のあるタイツがチラッと見えるだけでも、女性らしさが出てカジュアルさを抑えられます。
コメント: 亀恭子さん
必ずネットに入れて、デリケートモードで優しく洗濯
タイツはちょっとした気遣いで長持ちするので、必ずネットに入れ、デリケートモードや手洗いモードで洗うことをおすすめします。また、子供用やデリケート用の洗剤を使うのもいいですね。汗はかきますが、外的な汚れはついてないので、ゴシゴシ洗うのではなく、優しく丁寧に洗うと毛玉もできにくく、長く愛用できます。
コメント: 亀恭子さん
この冬は、普段のブラックタイツをグレータイツにチェンジして、コーデを格上げしてみては?すぐにトライできる垢抜けテクニックなのでぜひ挑戦してみて!
取材協力 亀恭子
タイツが洋服から浮いてしまう時は、基本的に靴とタイツの色を合わせると上手くまとまりますが、合わせる洋服の色味がホワイト系で、ブラックタイツが重く見えてしまう時は、グレーのタイツを合わせるのがおすすめです。
また、靴がブラックでもワンピースがグレーなら、ワンピースの色味に近い濃淡のグレータイツを合わせると、今っぽく、洗練された着こなしに仕上がります。
コメント: 亀恭子さん