どんなときでもぶれずに、そしてしやなかに生きる長谷川京子さん。大人女性の憧れである彼女が綴る、食と暮らしのエトセトラ『長谷川京子 おいしい記録』(集英社)には、自分をごきげんにするためのヒントがたくさん。
誰もが憧れるその美ボディの作り方は、生活の延長線にあるようで。来る日に備えるべきアラサーにこそ伝えたい、シンプルかつ本質を捉えた、長谷川さんの日々のケアとは。
年を重ねると出てくる、いろんな変化。対応するための駒をたくさん持つ

出典: by.S編集部撮影
誰にでもある、歳を重ねる葛藤は、さまざまな変化を実感するにつれ、現実味を増す。
体調もメンタルも、生活次第。プラス、日々のケアは妥協しない。
お風呂に入ったらパックをする、肌が荒れたら漢方を飲む、バスト、ヒップ、デリケートゾーンなどパーツ専用のクリームでマッサージする…など、それぞれのトラブルや部位により、駒を持っていて使い分けています。年齢を重ねるとトラブルも変わってくるので、その都度ピンポイントに効くのはこのケア、と知っておくことは大事。
コメント: 長谷川京子さん
やめた習慣、残した習慣

出典: by.S編集部撮影
心身が変化するなか、長谷川さんがやめたのは、「トゥーマッチな運動」。
何事も“やりすぎ”はやめるようになりました。運動はいいものですが、やりすぎると、とたんに負担になってしまいますから。ジム通いは週1回で十分です。
コメント: 長谷川京子さん
一方、実践し続けているのは。
筋トレ前に、筋トレと同じくらいの時間をかけて、ストレッチをやっています。体の柔軟性は、ほんとうに大切。股関節や腸腰筋をたっぷりと伸ばしてからトレーニングすると、効率がいいんです。
コメント: 長谷川京子さん
さらに、呼吸の仕方を意識して、インナーマッスルにアプローチ。
腹筋を使って呼吸するようになったら、気になっていたお腹のお肉に、わかりやすいほど効いたんです。
コメント: 長谷川京子さん
「日々のケア」がなにより大事

出典: by.S編集部撮影
長谷川さんが実践する日々のケアは、普段の生活を重んじてこそ効果を発揮する。
夜遊びはもちろん、遅い時間に夕食を食べることもやめました。最近では6時くらいに食べ始めることが多いですね。美容と胃腸は密接なので、負担をかけないようにしています。
食べるものは、もちろんファストフードが食べたいときは食べますが、それだらけの生活にならないように。自分の心身をフラットな状態にできる、“正しい食事”がベースである必要があります。
コメント: 長谷川京子さん
そしてお風呂のあとは、セルフケアの時間をたっぷり20分。
各部位をクリームでマッサージしますが、普段自分の体に触っているのといないのとでは、体のやわらかさが全然違ってきます。毎日触っていると、やわらかく、ふわふわになります。触っていると、異変やトラブルもすぐに察知できますしね。
コメント: 長谷川京子さん
むりをせず、妥協をせず。長谷川さんの生活からうかがえるのは、自分の体を慈しむことの、大切さ。
『長谷川京子 おいしい記録』(集英社)
2014年冬から2021年夏まで、7年半に渡り毎月書き続けた雑誌「LEE」のエッセイを書籍化した単行本が、9月3日に発売。女優、モデルの顔とは違う、“母としての素顔”が覗く1冊。ユーモア溢れる文章で綴られる飾らない本音から、美しさにうっとりするカラーグラビアまで、長谷川さんの魅力が凝縮。
photo/久保田智
年を重ねると、“正しい生活”をおろそかにすると如実に体に疲れが現れるように。仕事や遊びをおもいきり楽しむ日があってもいいですが、ベースには「正しくごはんを食べて、正しく寝る」がないと、心身を維持できなくなってしまいます。
コメント: 長谷川京子さん